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2019年9月 6日 (金)

彼女について

#彼女について
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バリスタ栞(しおり)のこと。
彼女の腕にはわたしの著書の装幀が刻まれている。彫りものへの理解がまだなかなかない日本で、当然不便さと付き合いながら、彼女はいつも「誰June」と生きてくれている。
彼女は出版社にわたし宛のファンレターを送ってきてくれた、わたしにとって初めての"正式なファン"だった。彼女の体に刻まれたいくつかの誰Juneモチーフのタトゥを見たとき、ひとつの小説は、人の人生をこんな風に揺らがせることがあるのだと、感動というより、身が引き締まる思いだった。

根津イーディの正式名称は実は「Innocence Define/イノセンスディファイン」で、これ
こそ、誰Juneに出てくる円山町のbarの名前。
彼女はいつかイーディをこの東京に作るのが夢ですと、数年前にバリスタの修行を始めた。

結局イーディは、わたしが作ってしまったのだけど、笑、このハレの日に彼女とカウンターに入れる奇跡わたしが23歳のとき雛形を書き上げたJuneの物語は17年経った今も続いている。

「長袖を着てタトゥは隠しますね」

彼女がそう言ったのでわたしはこう言った。

「ダメダメここでは出して。ここで出さないでそれいつ出すのよ」


熱狂的なファンもいるって、中島桃果子の1番の宣伝にな
るしね。笑。

実際のところ、バリスタ栞のタトゥから中島桃果子の著書
の話になり、なんと昨日は「誰June」が2冊も売れた!笑
まさにInnocence Define(イーディ)な1日。

こんなに売れると思ってなくて在庫が自宅にない、そしておそらく絶版になっててAmazonからもすぐ来ないことが目下の悩み。笑。

お祝いのJuneblueな青いteaとともに新しい夜は更けてゆきました。

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