旅(voyage)

2017年8月24日 (木)

【随筆】「大いなる旅の始まり」プロローグ

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この前の「復活」という日記で、
「全方面に向けて行動を開始する」と言ったような類いのことを書いたのだけど、
その方面の1つとして、自分の旅の随筆をまとめるということをやろうと思っていて、今日から少しづつこれを遂行していくつもり。
ここのタイムラインである程度まとまったら、その旅をした年のアーカーイヴに移そうと思うがそれはまだ先の話。
あまりにも物語のモチーフになるようなエピソードは、出し惜しみつつ、
いつか冒険ファンタジーのような本にして遺したいと思っているのだけど、それももっと、先の話。
ここでは、なぁんとなく心に残っていることや刻まれている旅の記憶を元に、
それを多少でも留めておくような感じで記していきたい。
正確に「記録」できる時期は過ぎてしまった。
今からはたよりない記憶をもとに、それでも忘れられない瞬間とか感覚とかを、
わりと脈略なく綴っていくことにする。

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Liwa砂漠のSunset。

* * *

夢。
夢と旅、というのはわたしの中でわりと密接な繋がりがある。
2010年にモンサンミッシェルに旅をした時以来、
それは時々わたしに起こる出来事なのだ。
その出来事が起こると、理屈ではない部分で、旅に必然が生まれる。
この場所に来るわたしを、わたしが手前で予期していたようなそんな気持ちになる。
それは単に、旅する先で、いつか夢で見た景色と出会うという、
たったそれだけのことなんだけど。

2015年に幻冬舎の仕事で、アラビヤにまるひと月行った。
それから起きたいろいろな流れに乗っかって、2016年に1週間強、ギリシャに行った。わたしが個人的にまずまとめて整理したかったのはギリシャでの日々なのだが、ギリシャでわたしがしたことの動機のすべてにアラビヤが関係しているわけなので、誰かしら読んでくれる人のためにもここは時系列にゆこうと考え、
アラビヤから始めることにする。

アラビヤ。
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わたしが立っているこのカフェというかお店が、
わたしがアラビヤに来る前に夢の中で見た場所である。
夢の中でここは、わたしが以前働いていたAlwaysというお店で、
夢を見ていた時のタイムラインにならい、ママちゃんは、産休か何かで、
わたしは、さおりという一番親しい後輩であり仕事仲間と二人で、
夢の中でこのお店を切り盛りしていた。

するとわたしたちは何やら、ミッションインポッシブル的なミッションを与えられ、わたしはスケボー型のそりみたいなものに乗っかって、この先にある村のゲートをくぐって外に出るという夢。
ここは間違いなくその場所だった。そりで猛スピードで抜けた時仰向けに見たゲートまでも同じだった。

この場所はHeritage Villageというところらしい。
Heritage(ヘリテッジ)というのは、世襲とか、受け継がれていく先祖代々の何かしら、といったようなことで、つまりこの場所は、
近代化したドバイの街中の中で、昔ながらの雰囲気を再現した、日本で言うところの竪穴式住居とかを展示しているような、そういったエリアということで、
かといってドバイ自体は歴史も浅いので、だからといって何かピン、とくるようなものはなかった。
(でもやっぱり不思議だなあ、まったく縁もゆかりもないと思っていたこの街に、勝手に懐かしいと思う景色があるのは)
わたしはそんなことを思った。
だって、わたしの中ではもうここは、さおりと一緒に毎日にいつも働いているalwaysの店内であって、あのカウンターの内側にはおしぼり入れがあるのである、わたしの頭の中を優先したならば。

そんな具合で同じような体験をギリシャでもした。
今日はプロローグなので全体をごちゃまぜにするけど、
夢の中でそこはわたしが慕っているnanaさんという、凄まじく美人でスタアみたいな容姿なのに気さくな先輩と、二人で待ち合わせをしているBarなのだった。
わたしたちはそのプチホテルに泊まっていて一緒に旅をしている。
けれど今日はバラバラに出かけて日が落ちたらこの下のBarで待ち合わせる。
わたしが帰った頃には、nanaさんは入り口のハイテーブルで何かを飲んで待っていた。そんな夢だった。

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ホテルを予約しようとウェブを見ていた時、
この蓄音機のあるウッディなBarというかCafeの写真を見て、「んん?」と思った。
あれ、わたし、ここ、何か知ってる。
そうしてそれは本当に不思議なのだけれど、わたしはそこで一生懸命考えて初めてそういえば夢で見たことを思い出すのである。
大体の場合は。モンサンミッシェルの時はそうじゃなかったけど。
だから「その瞬間に勝手にそんな夢を見たという妄想が生まれるんじゃない?」と訊かれると、正直わからない。夢日記をつけているわけじゃないし、夢ってやっぱり起きていると薄れていくものだからね。
それでもわたしは何かどうしてもこのホテルに泊まらないといけないような気がして、その場でbookしたのである。

写真は昼間のしかないけれど、
夜中の0時にチェックインをした時(飛行機がアテネに着いたのが22じ半とかの便だったのだ)、わたしはすぐに、鎮まりかえったこのcafeをのぞきに行った。
そこは、やっぱりその場所だった。今にもnanaさんが「遅いなぁ、モカ、待ちくたびれたで」とか言って、奥のハイテーブルから言ってきそうな。
(実際はここにハイテーブルはなかった。夢の中にはあった、日本の古〜い喫茶店とかにある、変なゲーム機とテーブルが合体したような代物も)

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一人旅って誰も自分をカメラに収めて記録してくれないから、
ついこうやって街の鏡で自分を撮っちゃう。旅をしているわたし、アテネ2016。

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パルテノン神殿に向かう、とぐろを巻く坂道の途中にて。

なぜ、今日プロローグが夢の話になったのか、
自分でもいまいちわからない。
けれどもこれを最初にしておいたほうがいいような気がしたのだ、完全に脈略なく。
小説とかを書いていると、冒頭に出てきたモチーフというのは、必ず、
完全に重要な形で回収されなければならないのだけれど、
これは徒然放浪記、思いつくままゆるく行こう。
こうしてざっくばらんに書き進めて行ったものが、
ある時勝手に繋がっていくようなミラクルも、
物語を書いていたら、よくあったり、することだから。

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Liwa砂漠の空に浮かぶ、刃物のように鋭い三日月。

今日これだけの分量を書いて写真を載せたりして整えるのに、
だいたい1時間強くらい。いつもの月モカくらいの所用時間だ。
1時間強なら続けていけるだろう、いや、続けて行こう。
何か、塵のような時間を、少しづつ踏み固めて何かしら、形あるものをつくってゆこう、そう思っているのだから。1時間という時間は、わたしみたいなタイプだと、ソファに寝っ転がって、ぼやん、としていればあっという間に経つわけであって、
そしてその時間をとても愛してはいるのだけど、
必要な「ぼやん」ではなく惰性の「ぼやん」タイムは、
今後この随筆に変えてゆこうと思う。
新作執筆のいい気分転換にもなると思う。
うん。1時間は、許される気分転換だよね。

あんまりだらだら書いても仕方ないので今日はここら辺で終わって、
そもそも「旅はなぜ始まったのか」ということに始まる1章へ続く。

(読む人が読みやすいように、分かりやすく章立てしておきたいと思っていますがまだノープラン。日付を入れたらいいのかな)

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わたしたちのバス、あんなに小さい。人という小さな米粒みたいなのが、
今、太陽の熱冷めやらぬ大地の上に寝っ転がっている。

          
2014年の10月、ドバイ行きの話は突然にやってきました。

                                                          

#夢 #heritagevillage
#dubai #uae #モカコと世界 #アラビヤ 
#mocavoyage #モカトリップ
#arabic #author #旅 #ぷらりアラビヤ
#桃果子的宇宙 #world #trip #journy
#女性作家

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2016年3月 1日 (火)

機内にてNY情報求む!




えーと、いままでの習慣で渡航まえにバタバタと「行ってきます!」としましたがなんとこのデルタ航空、空でWi-Fiが使えるのであった!(有料ね)
でもすごい!感動!!
(;゜0゜)

今回初めてAyaちゃんのアシスト役としてNYのトレンドを探るという自分には似つかわしくない使命で行きますNY、ひとえにトレンドといえど、NY在住が長かったヨーコからの指摘、トレンドって勝手に日本が作ってるだけで、ほんとうのニューヨーカーはそういうのには関心がないし長く続いてるものの方が流行りより価値がある、と。

目の付け所って言葉があるけど、きっとそういうことで、流行りだけを追いかけてもそれは後手だったりして、
どう自分の感性で目をつけるのか、そこに発信源や”これこそ、今”の大きなテイストが出るのかなと、考えています。
(そんなわけで引き続きNYを探る機内withワイファイマスト)

カリスマヨギーナのayaちゃん⭐︎との相性のいいアイテムを探しながら、
自分なりの目の付け所でNYを見つける、観光とはまた違う、新しいNYです。
ayaちゃんの仕事のアレになるとアレなのでわたしが目をつけてるものここではまだ言えませぬが、
関係ないところでは、パリのエロシティズム博物館に続き、NYノマドのSEX博物館には行ってヨーロッパとアメリカのエロシティズムを比べてみたり、
トランプタワーには行ってみたりしようかなと思っています。
(わたしは1000パーセントアンチトランプ派です、だからこそこの目で)

先ほどの写真がアレなんですが、
NY行きがあり3月頭からのサロン開始ができなかったので、せっかく画伯と行くので空き時間に夫人in NY素材も集めたいと考えています。
(昨日のユルユル寸劇「うるう日だよ!夫人とクマ子のサロン再開告知寸劇」のユーストはこちら↓)
http://ustre.am/:5G5dM

明日から、美しいayaショット、UPできるかな。

この企画に先立ちましてNYのトレンド、なにかあれば教えてくださいな。
あなたの目の付け所で、新しいNY、ART、ヨガ、美容、レストラン、スポット、なんでもいいです、コメントください⭐︎

以上機内Wi-Fiに興奮して、機内より投稿。いまから寝ます💤







#デルタでは機内でWi-Fi使える

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2016年2月24日 (水)

NY行ってきます!!

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突然ですが、来週から1週間、NY行ってきます!

ブログや月モカを読んでくださっている方の、
(え?大丈夫!? お金ないんじゃ・・・・sweat02)

という声が聞こえてきそうなので正直に言います。

今回、Ayaちゃんから資金面で助けてもらって行ってきます。
つまり連れて行ってもらいます。

こんなありがたい機会ないと思うので、Ayaちゃんには本当に感謝!

Ayaちゃんはわたしの友人兼ヨガの先生。

ArtisticPantieにいるメンバー、たえこ、とみやす、けいこちゃん、これ実はみんな元々西麻布のとある場所で働き、またよく遊んでいたメンバーです。

ここまでグローバルでアーティスティックでしかも可愛くっておしゃれな女の子たちが揃っていた場所をわたしはあそこ以外に知らない。
いま思えば不思議な場所だった……。
(わたしは2ヶ月で辞めてしまったので、実はみんなとは時間をかけて仲良くなった)

当時は、3カ国語を操り、弁護士を目指していたayaちゃんが(ちゃんと一発で試験受かって弁護士になったのよ!そこからヨガへ転向というすごいチョイス!)、
いまやほんとうに人気のあるカリスマヨガ講師になり、長野とかツアーにも出ることになってカメラマン知らない?と言われたので、わたしはうたタネでもお馴染み近郷画伯こと、
日芸の同期の美穂を紹介したのです。

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[2015.5.31"くまのうたタネ”より。このとき、チラシデザインはもとより、
店内の装花、私のヘッドドレス、カメラ、すべてを彼女が手がけた]

みほとayaちゃんは、わたし目指す完成度の高さ、そのストイックさが似ているなあって思っていて。「きちんと美しいもの」が好きなふたりが組んだら、いいんじゃないかなって思っていた。
美意識の高さとかね、合うかなって思って。

長野の仕事で初めて一緒になったふたりだけど、
そんな具合で意気投合したらしく、わたしはみほさんのNY同行をFBで知りました。

「あら!いいじゃない、わたしも行きたいわ!」

このコメントを書いた5分後、NY行きが決まった次第です(笑

「なに? ネックになってるのは資金面だけ!? だったらサポートするからいこ!」

現地でのアレンジは我らがArtisticPantieのメンバーとみやす。
結婚してアメリカに渡った彼女と顔をつきあわせて何かできるか話したり、
なんならその1週間でなにか創ったり、そういうことができる稀な機会でもあると思って、
楽しみにしています。

今回はayaちゃんのサポートに徹しながら、
ArtisticPantie2016の動きを考えていこうと思う。

いつもは自分発信でばっかりなにかやってるから、
誰かのアレンジに乗って、新しい視点でNYを見つめるのもいいかも。

なにより全然違うところで生活していたふたりの友人たちが、
いま、こうしてNYで一緒に仕事をしようとしてくれていること、それに立ち会えること、
それくらいのことしかできないわたしを連れて行く価値があるとayaちゃんが判断してくれたこと、それらすべて、とてもうれしく感慨深く思います。

モカティーナ書房のロゴをデザインしてくれたSさんが、
「小説家として、物書きとして・・・」と悩むわたしに言ってくれました。

「わたしはね、あなたはそんなに小説家小説家って自分をとらえてて枠にはめようとしなくていいと思うよ。わたしが思うあなたの持ついちばん大きな力はーもちろんそれが小説に繋がることであっていく流れでいいのだと思うのだけどー誰かと誰かを結ぶっていう力よ。
モカコさんがいることで、誰かと誰かが巡り会ったり、また違う角度で出会うってことよ。
あなたは生きてて、それをやってればいいのよ(概略)」

その言葉は、なにかストンと胸におちて、
この「小説を書きにいくわけではない」NY行きの理由っていうか、目的っていうか、
なんだろう、そういう縁みたいなものにも繋がっているなあって思ったから、、、

てらいなくNY、行ってきます!!!笑

余談ですが「、、、」っていう句読点の連打さ、公式にしてほしいよね。笑

通常「……」を使わないといけないんだと思うのだけど、
「……」じゃなくてさ、「、」の気持ちや間が3回続く雰囲気のときはやっぱり「、、、」
っていう感じがするんだな。

最後に近郷画伯が画伯と呼ばれながら本職は花であり、なのにカメラマンとしてNYに行くという、、、そんな画伯の、歌ってる映像、貼っておきます!!!笑

ちなみにこの「ゴスペルナイト」は大好評、サロン始まって以来の満員御礼でした!

みほ、わたし、とみやす、Ayaちゃん、この4人が集まって何が生まれるか、
未知ゆえに楽しみな旅です。

ご迷惑をかける皆様(銀座、神楽坂まわり)、申し訳ありませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年3月30日 (月)

桜の下で…

桜の前で詩を吟じてくれるアルハノ。
アバヤが桜にとても映えて美しかった。
she poet in front of cherry blossem.
so beautiful.

#‎鳥居坂‬ ‪#‎国際文化会館‬
‪#‎こんな穴場があったとは‬ ‪#‎サンドイッチ1700円は高いけどな‬!

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2015年2月19日 (木)

sharjah drama festival

無理言って帰国日の夕方からひとりで(&ガイドさんと運転手)
シャルジャに芝居を観に行ってきました。

ドバイとシャルジャは東京と湘南くらいの距離があって、東京と湘南間でもよく遭遇する渋滞もあります。
ジャマール閣下やアジールさんも、

「モカ、ノーノー!!フライト前に休憩しなくちゃ!道も混んでるし!」

という感じだったのですが、
出発前から、滞在中、そして前日も
(実は前日もシャルジャに行ったのに芝居みれなかった!・(>_<;)・゚゚)、
わたしはとにもかくにもこちらの演劇に触れたいという旨をお伝えし続けていたわけで、
なかなかその機会がうまく予定とすりあわせられぬ中、
仲良くなったシャルジャの作家の女の子に、

「モカ、今週はシャルジャで大きな演劇祭があるのよ、必ずこなくっちゃ!」
と言われており、

明日最終日…そして明日はUAEにいない…
となればもう、今しかないでしょ!!!
と、わたくし、おふたりの「ノーーー!!!モカーー!!」
を振り切ってバスに乗り込んだわけなのであります。

(もちろん佳代子さんの許可は頂いている&最終的には閣下にもアジーズさんにもご理解いただきました*.。(๑・∀・๑)*.。からこうして書いている 笑)

ジャマール閣下の言葉「if you want to get it, you can't get it」
ーそれを欲しいと思わなければそれは手に入らないー

を思い出しながら、同時に、
どうしてわたしと芝居の関係はこう「恋」みたいなのかしら、いつも振り回されて、焦らされて、ときに冷たくされたり、ほんのときおり抱きしめられたような気分になって。
とか思い始める(笑

叶わない恋と知りつつ、わずかなチャンスも逃すまいと、寝不足だろうが疲れていようが、そこに向かって駆けていってしまうわたしがいて、
好きな人に会うまでの道のりが期待と不安でいったりきたりなのと同じように、今日はどうなんだろうと、劇場に向かう道筋で揺れるバスと同時にわたしの心も揺れた。

しかし!!芝居の神様はこの日はわたしを抱擁してくれたのだ!笑

なんと19時開演の劇場に18時50分到着。

場内に入るとなんと開場が押していて、入り口の前には人だかり。
わたしはトイレに行きたかったので、それを伝えると、
トイレは劇場の中(いわゆるロビー)とのことで、中へ。
するとなんたる幸運でしょう、
トイレから出た瞬間に劇場が開場となり、わたくし一番乗りで劇場に入れたのであります。

とりあえず席を確保してから、隣の優しそうなおじいさまー彼も昔は役者だったらしいーに、色々質問してみたら、なんと、
今夜が芝居の最終日、明日はなんかクロージング(閉会)のセレモニーだみたいなことをおっしゃる。

おおお、まじか、じゃあ今日で良かったやないのと思うわたしに教えてくれたのは、
なんと今夜が大目玉、エミラーティたち、つまりUAEの役者陣による芝居なのだとか。
それで満席なのであった。

わたしは演劇祭って「19時〜21時で1時間の芝居を一本ずつやる」
と聞いていたので、オムニバスみたいに1日3本、短い芝居をやるのだと思っていたら、
もろもろを含めて、その時間帯に1日1本ずつ数日間やる、という意味だった。

「GULF」というのは「アジア」とかと同じ意味で、
サウジアラビア、オマーン、カタール、バーレーン、クエート、UAEの6カ国からなるのだが、
なんと本日が大トリ、千秋楽UAEなんだったんだねー。

昨日見れなくてちょっとふてくされていたけれど、
実際は今日みるべきだったのだ!!
(が、しかし、こう書いてゆくと、毎日一本、6カ国の芝居を観たら、またすごい発見があったような気もして……い、いやしかし無理だったのだよプライベートで来てるわけではないし、Writters Excahngeできといて毎晩芝居を見るというのは!)

内容はというと、ダイジェストをご覧いただきたいのであるが、
芝居のテイストを日本の演劇にたとえると蜷川さんの芝居に一番近いかなあ。
という感じ。

コロスっぽい役割のひとがいたり、
ギリシャ悲劇やなんかのスタイルに近く、

蜷川さんのスタイルに近いというよりは、蜷川さんがこちらの芝居のスタイルや構造を、自分の演出(ギリシャモノやシェイクスピアなど)に生かしている、ということだと思う。

わたしたちが日芸3年のときにロンドンの演出家ピーターオイストンを招いて製作した、
「バッコスの信女」にも通じるものがあったな。

「詩」の価値がとてもとても高いUAEですが、
芝居の中でも詩的に朗朗とした台詞運び、韻やリズムや「響き」のようなものがとても大切にされていた。

しかしどこの国にいても劇場はわたしを包んでくれる。

「演劇」は果たしてどうかわからないけれど、
この夜は久々に、微笑んでくれて、
わたしの揺れる恋も報われました(笑

向こうのひとたち、写真、動画、取り放題です。
そういうわけで、どうぞ!




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2015年2月16日 (月)

Step into Arabian night

”step into Arabian night" ‪
#‎Arabian‬ ‪#‎shoes‬

妹がこの言葉(&このハッシュタグ)とともに写真をUPしていました。
妹の手にかかるとなぜにこうもすべてがお洒落に!?(笑
これらすべてがわたしのトランクに入っていたものとは信じがたいわ。

”アラビアの世界に歩いて行く”
写真に添えられたコメントも秀逸。

同じものでも「光のあてかた」が大切なんだな。
こういうささやかなことに、ジャマールさんの言葉を重ねてみる。
芸術家はPOPでキャッチーなものを嫌う傾向があるけれど、 POPでキャッチーはARTの対義語じゃない。
同じベクトルの上にあると、その足もとを照らす灯りとなるはず。
ただいま帰りました。 ‪

#‎joueny‬ ‪#‎voyage‬

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2015年1月26日 (月)

旅闇夜

「旅闇夜 牛待つ枕 塩のじゃりり」

一句読んでみました。笑。

今日、週に1度のエミラーティとの会合が予定されていたので、
それに備えて昨夜夕方から皆でミーティングをしました。
(結果、作家さんとの会合ではなく、ジャマール閣下とのランチになったのですが…)
anyway、昨夜その場を借りてみな俳人の堀田さんに、俳句の手ほどきを受けました。

俳句とは基本的には、生きていて「はっ」となった瞬間、すなわち「いま」「そこ」を読むものだそうです。そこにあと「挨拶」の意味が加わります。
基本的には季題があり季語を使うのですが、これは季語を使わない雑(ぞう)の句ということになります。

いまいるレジデンスが、構造上、気の流れがあまりよくなくてー堀田さん曰くリノベするときにちょっと設計がそうなってしまったのではー
たまにぞぞ、とする瞬間があるので、みなで出雲の塩をして寝てるんだけど、その心もとない気持ちを読んでみました。笑。
旅闇夜は(たびあんや)と読みます。造語ですが…。

牛とは神様のことで、盛り塩とかは実は悪霊退散ではなく、神=牛の好むものをお供えすることで、神様にお立ち寄り願い、神様が立ち寄る場所に邪鬼はこれない、とこういうことを、前に銀座のお客様が教えてくれたので、牛、としてみました。
まだまだステップ1です。笑

恥ずかしくて堀田さんには直接は見せられないが、初めて句を読んで、誰かに見てもらいたい、と、はやる気持ちもあるので、笑、載せてみました。
旅は不思議。
ちゃんと感じて行かないとやられるような面も合わせ持っています。

オカルトとかではなくて、どこから太陽が昇るのかとか、どこに気が淀んでいるかとか、あの角は曲がらない方が良いとか、
そういうことを感じる作業が、歯を磨くように大切になっています。

方位磁石もない時代、砂漠の
移動は、砂の匂いをかいでいまどこか確認したり、このペースであるいたら火曜日に左に曲がる、とか、そういう風にしてたみたいだから、そういうことなんだろうなと思う。

俳人の堀田さんは、ほんとに凄く興味深い方で、学識が深く学者みたいに色んなことに通じていると同時に、気とかそういうものも視えるというか通じてる人だから、昨日、チーム女子は、堀田さんに部屋を見てもらって、霊とかじゃなくて、ここ淀んでるからなんかいい香りのもの置いたがいい、とか、使ってない部屋のドア必ず閉めて!
とか、色々アドバイスしてもらって、ようやくとても安心しました。
(いまは皆寝た中でひとり下にいたらとても怖くなったのであわててパソコン持って上に移動してきた)

昨日はミーティングしやすいよう、部屋にデリバリーを頼んだのですが、コップに飲み物を注ぐタイミングで、5人しかいないのに、グラスをなぜか5つ用意してしまっていて、家村さんが6人分の飲み物を注いでしまい、
一同、「誰の分!?ぞぞっヾ(。ꏿ﹏ꏿ)ノ゙」
っとなったのですが、堀田さんはそれをすぐに、誰かにお供えにしてしまった。こういう風に、ネガティヴなテンションを瞬時にポジティヴなものに切り替える瞬発力も必要なんだと感じる。
こういったちょっとした出来事が、今日のジャマール閣下のお話に繋がってゆくのだけど、それはまた明日☆おやすみなさい!

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2014年9月 6日 (土)

旅の〆

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右腕さおりんにごちそうしてもらった、キャラメルマキアートです!
渋川駅前Cafeにて。
このクリームがなんやしらすっごく!!美味しかったのだ!!

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2013年12月13日 (金)

NYダイジェスト☆

ちょっと11月ものすごくたてこんでおりまして、ブログすらまともに更新できていません。
NY紀行書きたいのですが、いま大切な作品のラストスパートですので、
とりあえずダイジェストを☆

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Artの街でARtするわたしたち☆

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セントラルパークったら秋景色☆黄色いバスも☆

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Josepと3年ぶりの再会!!マグノリアベーカリーのレッドヴェルヴェットを食べる!!

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元上司の店ではしゃぐ〜〜ʅ(◔౪◔ ) ʃ

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2013年11月 6日 (水)

中島桃果子のハローNY、ハローゴッホ

申し遅れましたが昨日からNYに来ています。
本日11月6日は我が敬愛するドレスコーズの新しいアルバムの発売日でしたが、
前日にNYに旅だったわたしは、まだそれを手にすることができていません。
そのかわり、なんの因果か、今日わたしはゴッホの絵を見てきました。
なので志磨くんあてに、届かないお手紙をかきました。

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志磨くんお元気ですか?

くしくも発売日前に、NYに旅立ったわたしは本日、
ゴッホの絵に出会ってきました。
それは偶然の出来事で、はからったわけではありませんでした。

おもえば八年ほどまえに、人影途絶えたオルセー美術館の、
ゴッホの絵の前で、
彼が重ねたたくさんの絵の具のその上に、
自分のひとさし指の指紋を、重なるようにそっとやはらかくかざしたそのときも、
涙が流れてとまらなかったけれど、
今日も志磨くん、
わたしはやっぱり涙がとまらなかった。

Vincent van Gogh、そのひとの絵は、
生前には予想だにしなかった立派な金色の枠にふちどられて、
Vincent van Gogh、そのひとの絵の、
その後ろ側にはずらり、ゴーギャンの絵が同じように並行して飾られていた。
ひとつの小さな部屋の片側にゴッホ、片側にゴーギャン、
気づかずにゴッホの絵だけをくいいるように眺めていたわたしは、
ふとふりかえってそれをみたとき、思わず息を飲んで、
思わず泣きだしてしまっていた。
かつて同じ部屋で寝起きしたふたりの画家の、
その運命は背中合わせにどんどん離れて、
片方はタヒチに移って、たくさん女の絵を描いた。
片方は自分の耳を切って、生前に売れたその絵、二枚を数えず。

Vincent van Gogh、そのひとの絵を、百数年の時を経て、向かいあわせにしたのは、
彼の絵を愛するもののはからいか、それとも皮肉か。
嗚呼、わたしにはわからない。わたしにはわからないよ。

ただひとついえること、

あなたの絵はこんなに眩しく逞しい金色にふちどられて、
わたしのからだは足も手も震えて、正気では見続けていられないほど。

Vincent van Gogh、ゴーギャンの絵には朗朗とした生活が見えるね。
たくさんの瑞々しい女たちに囲まれて、その躍動を描いている。

Vincent van Gogh、あなたの絵は、
景色や花瓶や、誰か知らない家族や、お金のかからないものばかり。
カンバスさえ、買えないあなたは、きっと、
描くものさえも選べなかった。
しなびた向日葵をふたつ、並べてそれをその色の弱い瞳でとらえ、
絵の具を重ねた。
誰もそれを見ていなかったし、
誰もあなたのモデルにはならなかった。

それなのにVincent van Gogh、わたしはこの広い美術館の、
何千という美術品の中で、ほんの数枚のあなたの絵の前を離れられず、
時を忘れてたちつくしてる。
この小さな部屋からでてゆくことができず、
あなたの重ねた絵の具のその盛り上がりを見ているだけで、
瞬きをわすれる。

Vincent van Gogh、苦しみを経て、
いつか運命をわかちた盟友と、向かい合わせに絵が並んでいることを、
あなたはどう思う?

わたしはそれを。
非常に奇妙な皮肉なできごとに思う。

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わたしは夜のカフェテラスという万年筆をずっと使っていた。
そしていまは、ひまわり、という万年筆が届くのをずっと待っている。

けれどそんな百年後の事実は、あなたの死を前にとても無力だ。
もしかしたら、ゴーギャンのものよりも立派かもしれないこの額縁の輝きも。

だからわたしも、

やっぱりゴッホじゃやなんだ。

Vincent van Gogh、
なぜならあなたを、
とても愛しているから。

愛しているからこそ、

やなんだ。

わたしの涙を見て、黒人の監視員が
アーユーOK?、とやさしくたずねた。

わたしは涙をぬぐわずに、
アイム ファイン、と笑ってこたえた。


2013.11.6@ NY  中島桃果子「イキテ・デシネ」

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