世界

2015年11月18日 (水)

"したたかさ”

今日、ニュースを見ていたら、シリア空爆に関して、
イスラム国が傷ついた少女や子供の画像を投稿して、

「一般人が巻き込まれているということを強調する“したたかさ”も持ち合わせています」

とのナレーションがあり、
そのような見解で報道がなされていることにわたしは怒りを覚えた。
“したたかさ”ではなく、それは事実である。

フランスのテロは悲しい。
けれどこれで「イスラム国」は悪いやつらだ、根絶せねばとなって、
シリアへの空爆がまるで正義であるかのようになっているこの流れがわたしにはとてつもなく怖ろしく見える。

イスラム国をやっつけるというが、
ピンポイントでそういうヤツらだけを攻撃するだなんてできるわけがないのだから、
罪もない子供が巻き込まれて怪我をしたり亡くなっていることは事実だ。

その視点で言えばシリアの巻き込まれたた子供達も、フランスのテロで亡くなった人達と同じであるのに、なぜISILがそれを訴えるとそれは「したたかさ」になるのか? 

わたしには、このテロを皮切りに待ってましたとシリアを攻撃しまくっているサイドに対して、
どちらかというと「したたかさ」を感じるのだけれども。
日本の報道はとても偏っている。
そのことがわたしはとてもおそろしい。

小さな赤鬼が泣いていて
「僕のお父さんは桃太郎というやつに殺されました」という広告が2013年?
に大賞を獲ったけれども、ISILが悪いというが、ではISILを生んだのは誰だ?
桃太郎は「悪い鬼を退治しに」鬼ヶ島まで行ったというが、
その鬼たちはほんとうに「悪い鬼」だったのだろうか? 

もしかしたら桃太郎というやつが勝手に父親を大義名分の元に殺して、
自分たちの暮らしをめちゃくちゃにしたから、
小さな赤鬼は報復を誓いそのことだけを1秒たりとも忘れずに、
大人になったりしたのではない?

※わたしが怒っているのは、トリコロールにして哀悼の意を表明した人達へにではない。痛みや哀しみの裏側で、それをチャンスとばかりに駒を進める、正義の顔をして戦争が大好きなやつらに対してである。

Takei Hiroeさんの投稿をシェアしたときの文の転載です。
元の投稿をこちらでもシェアさせて頂きます
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(Hiroeさんより)
トリコロールはフランス軍も掲げているフランスの国旗です。
個人的に説明した人もいますが、
やはり英国でもトリコロールの氾濫が問題になりました。

Facebookでも国旗のもつ意味を踏まえずに(ピュアな気持ちで)2クリックする人が続出、
まるで皆がフランス軍側についているように見えてしまうというこの構造に、
私個人は違和感を超えて怒り心頭、落ち着くのに時間がかかりました。

今回(シリア介入に反発して起こった)一連のテロでも、
フランス軍を含むアメリカ率いる連合軍がやっているシリア介入でも、関係のない一般市民の命が奪われています。
どっちもやっているわけです。あえていうなら先にやったのは連合軍です。

命はどの国籍であっても平等であるべきだという考えを踏まえると、
一般市民が殺される悲劇に対して祈りをささげる、純粋に平和を願う気持ちを表明するのに、当事者の片方であるフランス軍が掲げるトリコロールをチョイスするのはどう考えても適切ではないと思います。

もちろん、アメリカの会社であるFacebookで準備されていたのがトリコロールだったわけですから、深く考えずにピュアな気持ちで2クリックした人が多いと思います。
特に自分は連合軍側だという政治的意思表明をするつもりもなかった人も多いと思います。
でもそうじゃないなら、そういう風に見えちゃってるよ、
あなたの意図に関係なく、と言っておきたい。

そして私が怒り心頭だったのは、祈りを捧げるという名目を掲げておきながら、そこで敢えてフランス国旗を出してきたその裏にある意図に対して、です。人のピュアな気持ちを利用して、戦争を盛り上げようとしているのではないかとしか思えなかったのです。

国旗というものは政治的なシンボルとして使われる事があるものなのです。
政治的な意思表示として見なされるという可能性を忘れてはいけないと思います。

今回の事件に関わる事全てにおいて、哀悼の念を改めて表します。パリ在住の娘達の親戚は皆無事でした。次はロンドンかと思うとかなりびくびくします。
いまさらですが、自分の考えの整理も兼ねて、あえて書いてみました。

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2015年7月 3日 (金)

TENQ

わたしたちが生きているこの世界の素晴らしさ。
触れながら生きてゆこう。

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