わたしの本にまつわること

2017年5月11日 (木)

とある日の帰途

新作を書き進めています。

4月に冒頭をばばばっと書いて壺井さん(幻冬舎)には一度見せたのだが、
その後4月は「ねじリズム」に追われたので5月から再び。
GWは思ったようにリズム作れなくて、今日はシフトに人が多かったので銀座休ませてもらって書いている。長編小説を書いている時は「いける」時と「いけない」時があって、GWのように休みだったのに「いけない」時もあり、今日みたいにシフト入っているのに「今書ける!!」みたいな時もあってすごく難しい。今日もし人が足りなかったらいい波を逃してしまうところだった。

 
新作。いい感じだけどすごく難しい。人間は生きている中で、本当に大切なことって言葉にせずに伝えあってるんだなってつくづく思う。そんな「言葉のいらない瞬間」を言葉に閉じ込めるって難しい。予定ではGWに一気に書けると思ってたけど、5月いっぱいかかりそうかも。今数ページ書いて休憩中。笑。
 
これまで生きてきてわたしにとって大きな死を5つ経験してきました。
それについて書いている。その中でもわたしにとっても家族にとっても大きかったおばあちゃんの死についてをまず書き始めている。
一般的に考えると、孫より早くおばあちゃんが亡くなることって自然なことで、
その自然なことが「物語になるの?」って感じするけど、

もうモチーフ(主題)ありきで「それって当たるの?」とか「それって売れるの?」とか「それって誰が読むの?」とか、そういうどうでもいいことに一つ一つエネルギーを使うのは辞めて、
今本当に書きたいことだけを掘り起こしている。
これが結構究極の作業で原点回帰だなあと思っている。

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2016年1月10日 (日)

今日のあけびちゃん☆

あれえ?なんかこのお店「アルケミスト」に似てるねぇ!?笑

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昨夜2016初Stockした際、澤村さんが、

「書かれた人や、出来事や、すこしでも参考にしたものを、参考にされたかもしれない人が読んで嫌な思いされるかとか、その周りの人のことまで考えて萎縮してたらダメだよ!だって物語になってる時点でフィクションなんだから」

と、強く背中を押してくれたので、もはや宣伝に使うふてぶてしさを発動しようと思います(笑)

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あけびちゃん ~秘密のヒト科錬愛術 1巻 
はコミックシーモアより絶賛配信中です

http://www.cmoa.jp/title/108138/vol/1/

「だって、そもそも僕は澤村であって待夢来さんではないんだから」
↑by 一応ゆるりと否定しているStockサワムラ。

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澤村さん、お誕生日おめでとうございます!笑

以上、今日の「あけびちゃん」でした!

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2015年11月28日 (土)

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すばらしすぎる。

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2015年11月27日 (金)

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2014年8月22日 (金)

甘滴恋情事 第四帖 ”露咲き”UP!!

「君はなにを寝ぼけているんだね。これは提案ではない」
 
ふたりの様子を眺めながら、藤田春伊は絵の具を溶き始めた。君志乃は黙った。

「ぎりぎりのこと、極限を描くことができなければそれは藤田春伊の絵ではなくなるんだよ。そんなことは君もわかって、僕に絵を頼んでいるのではないのかね。そして君は、それだけ本気で、新しい店に人生を賭けているのではないのかね」
 
 その言葉で君志乃は、すっかり先生の考えを理解した。
 先生はあてずっぽうで、なんとなく粋元硯をここに呼んだのではないのだ。
 これは狙いすました先生の意向なのだ。だからこそ、いまいち煮え切らぬ状態で時間が過ぎても、先生は怒ったり、機嫌が悪くなったり、しなかったのだ。

 ――先生は気づいている。わたしと硯の間にある、なにかしらに。

《甘滴恋情事 第四帖 ”露咲き”より》
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みなさまどうもモカコです☆
本日四帖がUPされています。よろしくどうぞ。
http://mf-fleur.jp/rouge/83/

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2014年7月25日 (金)

甘滴恋情事/第二帖 ”雨垂れ”

昨夜の雨が嘘のように水色の空が広がる次の日、君志乃は、粋元硯に呼び出されて、浅草の喫茶店にいた。
「雪溶」の打ち合わせということだったが、おそらく君志乃より早く店内にいた粋元硯は、
君志乃の姿を認めると、こう言った。
「とりあえず外にでましょう。今日はお祭りなんです、ちょっと遊んでいきませんか」
 君志乃は粋元硯の、無駄のない流れのつくりかたに逆らえず、思わず頷いた…

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第二帖、本日UPされました!
続きはWebで!

http://mf-fleur.jp/rouge/83/

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2014年1月 7日 (火)

犬とハモニカ、ゼロハチゼロナナ

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実は今年は正月を返上して元旦から東京に戻ってきました。
なにがなんでも「船パリ」を完成させるためです。

同時にありとあらゆるもののインプットも始めました。
読んでない本、まだ見ていないドラマ、知らない映画が多すぎるのではないかと。
帰京する新幹線の中で「犬とハモニカ」、帰東京する新幹線の中で「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」わたしには帰るところがふたつあってどっちも帰路であることをうれしく思いつつ。

「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」は新幹線の中では読み終えられず、東京駅でたちつくし読み続け、家についてさらに読みふけり読了。

「犬とハモニカ」は珠玉の短篇集でしたが、川端康成賞を受賞された「犬とハモニカ」は圧巻で、それを読み終わった後はしばらく放心していました。

ある飛行機が日本に着陸してから、ベルトに運ばれてでてくるトランクを待つまでの物語。
なんでもない物語。特筆すべきことがなにもおきない物語。
この時間帯をきりとってこんな風に書けるのはいま世界に江國香織という作家さんただひとりでしょう。お会いしたときに江國さんがくりかえしおっしゃっていた、

肝心なことは何を書くのかではなくて、どう書くのか、だと思うの

という言葉を、
見事に形に結実した傑作短篇です。圧倒的でした。

辻村深月さんの本は「鍵のない夢を見る」以来二作目です。もうずいぶんまえに壺井さんが贈ってくださったのにずっと読んでいませんでした。
辻村さんは、ある閉塞感の中で追い詰められていく女の人を描いた物語が多く、
その独特の閉塞感と湿度がこの作家さんの持ち味だなあと思うのですが、
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」も、そんな作品でした。

「??」と思って読み始めたタイトルの意味が解ったところでは、
「おおおおお」、そして、ゾゾゾゾ。
ひとつわたしには予期できなかっただいどんでんがえしがあって、
それは、さらに哀しいどんでんがえしでありました。哀しい?もしかしたら客観的にはそのほうが幸せかもしれないどんでんがえしですが、その女の子の気持ちになると哀しい真実でした。「なにも、ないの」その言葉が忘れられません。

同時に最近すごくしっかり作っているなあと思いながら全然観れていなかったWOWOWのドラマでちょうどやっていた「鍵のない夢を見る」も見ました。

追い詰められて優しさがもてなくなたり、なんだかどんどん追い詰まっていく思考の繰り返しをしてしまう女性を、友人の表情なんかをとりこんだりすることで、ドラマとしてうまく描いています。

広末涼子さんがすばらしかった。素顔ではなかなかみせない、簡単にいうと美しくない歪んだ表情をたくさんさらけだしていて、けして綺麗にまとまることなくそこにあるドラマをきちっと表現されていてすばらしかったです。
(ああ、なんかもう有名な人にどこまで”さん”をつけていいのかわからない。べつに知り合いじゃないから呼び捨ていいのかどうなのか!なんなんだ!笑)

角田光代さんの(こちらはもちろんサンつけますよね!)
ツリーハウス」をすごく読みたいと思って、ようやくバスルーム読書@ツリーハウス。
まだ読み始めたばかりなのですが、前情報なかったので読み始めてびっくり。
わたしが知りたかった満州のことが描かれているではないか。

満州国のあたりは、船パリの物語のおしまいよりすこし先の時代かなと思うのですが、
それでも上海バンスキングにバトンしてゆくその時代をなにかもっと知りたかったのです。

執筆中に、その時間の隙間をぬっても「読みたい」と欲してしまう本には、必ず答えがある。


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2013年12月17日 (火)

トークショー無事に終了しました♪

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関西でのトークショー、無事に終了しました!
✿♬゚+.(。◡‿◡)♪.+゚♬✿。
ひょんなことから付き添ってくれた沙央里の存在にとっても支えられました。
machikoちゃんと入念に打ち合わせしたはずのトークショーでしたが、
実際本番が始まってみると、初めてのこともあって、なんだか緊張してしまい、
まごついたスタートになってしまいましたが、温かく見守ってくださった皆様に心より感謝します!人前で話をするのはなかなか難しいですね!

参加者はほんとに多岐にわたりまして、宝塚に入るためのミュージカルスクール時代の同期から、日本語の先生まで。NYから帰国中のヨーコや関西在住のalwaysのお客様がご夫婦できてくださったり、手作り感あふれるトークショーが、
温かい客層によって色づいた夜でした。来て下さったみなさまに感謝!!

終了後は、ワールドエンズガーデン(古本)のオザワさんはじめオザワさんのお友達や時間がまだあるわたしの友人数人でプチ打ち上げをしました。
このメンバーは文学に精通した方が多く、「ストロベリーショートケーキラム」も読んでくださってそれについての意見交換など、なんだかレアで貴重な時間を過ごしました!
そうそう!作中に出てくる「スティファニー」が「ティファニー」だと気づいてくれたオザワさんがティファニーの画集を用意してくださっていました!
(下の写真でさおりが持っているやつ)
あ、でもラムが描いている絵はもっとアグレッシヴですけどね!!

今回のイベントを企画してくださったmachikoちゃんに心より感謝をこめて!
また機会があればこういう風にミニマムな空間で、丁寧にひとりひとりと繋がることができるようなイベントを時々してゆけたらなあと思います。
そのときにはもっと空間の話運びをうまくやりたい!笑

ご来場頂きましたみなさま、ほんとうにありがとうございました!これからも精進したいと思います!写真はbyさおり。トークショーの模様など。

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2013年8月 2日 (金)

挿絵のラフ

えっとFDFですが、徐々に発売に向けてのゲラ確認作業、それとともに挿絵のラフがあがってきたりなんかしています。

挿絵!!!(((o(*゚▽゚*)o)))

まじょきんのときは地図がありましたし章扉に小さなイラストありましたが、本格的な挿絵は初めてです。

きのうだかおとといだかに水泳の寺川綾さんが、水泳を休んでモデルや、その他水泳ではないことに触れた時期のことをこう振り返っていらっしゃった言葉が報道されていました。

行くところ行くところに、その道を極めたひとがいる。自分の居場所はプールだと再確認した

挿絵のラフを見てわたしが感じたことはそれと似ていました。
漫画家さん画家さんって、ただ技術的に絵が上手いということだけを表す言葉ではないと。
絵を描くひとというのは、絵を描いているのではなくて、
やっぱり脳内に降りて来たイメージ、角も淵もないテレパシーのような何かに
的確で正しい形を与えるひとなのだと実感しました。

まるでわたしの頭の中を覗き見してスケッチしてくれたのではないかなという、そのラフにわたしは大変感銘を受け、こんな風にひとつの世界をふたりで、またはその橋渡しをしてくれる編集者と3人で、作ることができるのだと感動しました。

イラストの方は感性派のアーティストさんだとうかがっていたのと、
自分は花よりタンゴのチラシのときに細かい指定をaccoに課して、
彼女の感性をとても痛めつけ、苦しめてしまったという反省があるので、
(結果accoは最高のものを提示してくれました。けれどそれはaccoにとってけして楽しい作業ではなかったと思うし、才能を否定されたように感じさせてしまった)

今回はイメージとなる素材や髪の毛の長さなどをあくまで抽象的にお伝えして、
残りは挿絵家さんが作中から感じて頂くイメージにおまかせしていました。

にもかかわらず、あがってきたラフは、細かなところまでわたしの脳内にいた登場人物のそれととてもリンクしていて、
そうそうセルグってこんな感じ!」とか、
蓮華ってこういう顔してそう」とか、
おもわずとってもはしゃいでしまいました。

絵をね、載せたいけどそれはできないので、
みなさま9月13日の発売を楽しみにしていてくださいね!

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2013年7月15日 (月)

FDF挿絵用素材

挿絵のためのイメージ素材集めDONE。
魔女金の地図のときもそうだったけど、頭の中にある景色に近い映像を探す作業ってとっても楽しい。けどものすごい時間ぶっつづけでやってるのでとっても疲れてきたよ〜笑。とりあえず風呂入りました。
まだまだ作業は続く!素材数枚UPします!
ネタバレになってはあれなので内容に近からず、そう遠くない素材です。
このひとはねバーレスクダンサーのディータ・フォン・ティース。
マリリンマンソンの元嫁。別れてなければ。
一度彼女の踊り、生でみてみたいなぁ。

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