書籍・雑誌
2010年9月10日 (金)
2010年6月11日 (金)
まじょきん♪♪
あたしと編集社の壺井さんは、魔女と金魚を(まじょきん♪)と呼んでいます。
が、なにげにまじょきん♪と呼んでいる人が多いので、このネーミング、愛郎エロカットばりに流行らせてゆきたいと思います。
でもってまじょきん♪の発売にむけて携帯をまじょきん仕様にしました
なにげにバニラとムサシもいる(蝶番×魔女と金魚のコラボ♪)
壺井さんの携帯も!
実はしこたま金魚グッズを買い込んだMeeeeee!
今回のお話は、実はもう5年ほど前になるかな?ある映画のワークショップで、
その面々に宛書きした脚本がもとになっています。
こんな映画あったらなという、あたしが好きなティムバートンや山口ヒロキくんの世界みたいな、ここでもなく、どこでもない世界を書いてみたのです。
脚本は実は途中で頓挫したのだけど、
「いつか世にだしたい」って気持ちを強く持ってた。
そんなとき壺井さんが「本出しませんか?」って言ってくれて。
壺井さんは、小説新潮に載った蝶番の一部を読んで電光石火のごとく連絡をくれた、
他社では一番乗りのオファーでした。
前も言ったかしらんが、あたしは、挫折だらけの役者人生だったので、こんなうまい話があるわけないと思って、どうせなら夢語ろう(ひとときの幸せに)と
「実は魔女の話を書きたい。ってか途中まで原稿がある」
と言いました。まさかそれがほんとにこんなに早く本になると思いもしませんでした。
でもそれには壺井さんの恐ろしいほどの熱意でもって、社内を説得、あちこちに奔走してもらって、いまこのカタチになっていること、それは魔法でもなんでもなくて、ひとえに壺井さんの努力の賜物なのだと思う。壺井さん、ありがとう。
でもって、執筆中にネットで見つけた、とうか出会ってしまったオカヤイヅミさんに、装画をお願いするということができて
(あたしはこの本には絶対的にオカヤさんの絵が必要だと思ってた。で、余談ですが、ネットの膨大な作品たちの中からオカヤさんを見つけ、他は全然ピンとこなかったんだけど、あっ、このひとはいいね、と思って名前みたらaccoだったというオチ 笑)
それをこのすばらしい装幀に仕上げてくださった三甁さんというデザイナーさん、この素晴らしい才能の集結によって、とんでもなくカワイイ装幀ができあがったのですよ、みなさま!
特にオカヤさんは今後絶対ブレイクするアーティストそのオカヤワールドを、余すことなくごちそうになってしまい、あたしは大満足です。オカヤさんがすんごいブレイクしたら自慢しよ。
「あ、でも最初に見つけたのあたし〜」
(※全然最初じゃないのにそこは話盛る!)
オカヤさんの「食べられません」シリーズ、激しくファンです!
自分を持てあましながら不器用に生きているすべての女子へー
これがコピーなんですが。
あたしは自分の小説に、ダイレクトにこのコピーの言葉を用いたりはしてないんですね。
で、これもおそらく壺井さん?が考えてくれたコピーなんだけど、
なんとね蝶番のときに新潮社の営業さんがPOP用に考えてくださったコピーが、
何かを失いながら、なにものかになろうといしてもがいているすべての女の子へー
というものだったんです、驚き!似てないか!?
あたしの作品てよっぽど「もがき不器用に生きている女の子の為」のものなんだな(笑
しかもすべての女子へ。(笑
あたしったらどんだけもがき系ライフなのかしら〜(笑
というわけでよろしくお願いします!
壺井さんとの打ち上げの様子は近々UPします!
でもって!!
温かい地元からのエール
発売前だというのに入り口にでかでかとPOPが!(涙)
いつも支えて頂いている がんこ堂 の店長大栢さんと。
いいタイミングで実家帰れたかもしれないね。愛に触れて鋭気を養えました。
でもって。
魔女と金魚を囲む、ねじメンバー
左から、いまや飛ぶ鳥を落とす人気の石川氏。
真ん中、この笑顔に騙されては駄目よ?(笑)タカヤ氏。
右、お酒を大量に飲ませないでください!祥ちゃん。
でもこの写真、あたし大好き〜みんないい顔してるもん。
Guys soooo cute in this photo !!! good smile!! thanks!
芸能人ブログランキング6位の石川氏が多大なる影響力をもってブログに紹介してくれました。藤堂氏にあやかる。でも毎日観てるよ、娼婦と淑女。
石川氏ブログ
尊哉(たかや)も沖縄から宣伝してくれた。沖縄の本屋にもあるのだろうか?そのことがすごく気になるが、バカンスを楽しんでいる本人にはお願いできぬ(笑
たかやブログ(旅のお供にしてもらえるのとか、なにげに興奮!まえに恭ちゃんが船演奏の旅のお供に蝶番をもっていってくれたことがあったね)
そんな、まじょきん!!!!魔女と金魚をよろしくお願いします!
昔魔法使いに憧れた、すべての元少女へ。
2010年3月10日 (水)
JUNE vo.3発売!!
パリに出発する日の朝に書き終えた原稿、JUNE vo.3
"クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ"
が発売されました!
おなじみFeel Love(祥伝社)に掲載されています!
今回の短編、わたしはとっても気に入ってます。
JUNEという物語の中には切々とした感じや、危うい感じや、
痛々しい感じがあります。
それを苦手と思うひともいるだろうなあと思いながら、
わたしの20代の結晶といえるこの作品を大事に書いているのですが、
今回はドイツ生まれのピアノが主役で、少しほっこりするような感じ。
ホイリッヒっていうピアノです。
奴のひとりぼやきを聞いてあげてください。
こないだね、情熱大陸である世界的な作曲家さんを特集してたのだけど彼は、ロンドンの道端で売ってた2万円のピアノを使ってるの。
弦はゆるゆるで、音が出ない鍵盤もあって、それを直しながら使ってるの。そんな彼が素敵だったけど。
思わずホイリッヒかなって思っちゃいました。
※写真はロンドンのカムデンにて。こういうところで買ったのかなあ?
あとひとつお知らせ。
魔女と金魚の発売日が4月から6月にずれこみそうです。
それはなぜかというと、来週あがってくるゲラを、帯に言葉くださる作家さんや評論家さんに渡すのだけど、じっくり読んでいただく時間を考えた上でのことです。
帯をお願いする方々も「ひょっ」ってくらい素敵な方たちですが、
まだ名前は秘密(まだ引き受けてもらってないから)
壺井さんに「CHARAさんにお願いできませんか?」
と詰め寄り、困らせてしまいました。
わたしの中で魔女と金魚って、舞台のイメージで、
客入れ音楽はCHARAの感じだから。
「わたしのかわいい手」
が、すごくイメージだったの。
昔 江國さんが書いたデュークって短編を読んでCHARAが「Duca」を作ったって、みんな知ってた?
こないだライヴでちょっと歌ってたんだよ!
まあ叶わない夢も口にだしていくことでね、なにか始まるからね。
ああ。夢が多すぎる。
って昨日もデコさん歌ってたけど。
ほんとにそう。
なのでみなさん、もう少しお待ちください!!
4月10日は文庫本でますからそちらを先によろしくお願いします!!(笑
明日はCharaのライブ!!!2回目!!!
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2010年3月 6日 (土)
文庫本発売の告知!
発売は4月10日!
魔女と金魚が4月26日発売なので、
一気に2冊幻冬舎から出ることになります!
スタートライン*始まりをめぐる19の物語*
著者一覧
光原百合 三羽省吾 金原ひとみ 恒川光太郎
三崎亜紀 中田永一 伊藤たかみ 島本理生
橋本 紡 宮木あや子 柴崎友香 津村記久子
中島たい子 朝倉かすみ 藤谷 治 西加奈子
中島桃果子 万城目学 小川 糸
なんて豪華な… ベストセラー作家ばっかじゃないですか!
そこに加えていただけるなんてありがたやありがたや。
個人的に気に入ってる短編だったので、
本になってくれて嬉しいデス。
みんな買ってね♪
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2010年2月27日 (土)
天下のananに…

わたしは
②女の子の生きる道

千早茜さんの「魚神(いおがみ)」や(面白すぎて新幹線乗り過ごしそうになったのよ)、
今年の小スバで圧倒的若さでの受賞にいたった19歳、朝井リョウさんの「桐島、部活やめるってよ」が載ってます。朝井くん、なんてひきつけるタイトル考え付くのでしょう。
ともかく嬉しいな

今年の新潮エンタメ大賞は、これまた若い22歳!小島達矢(コタツ)くんの、
「ベンハムの独楽(こま)」
これまた面白い!哲学っぽいのかなって最初ケンエンしてたのだが全然!
乙一さんや星新一さんが好きな人は好きかも。
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