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2020年5月

2020年5月 5日 (火)

新作「わたしと音楽、恋と世界」

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実はこの4月に20日ほどかけて一気に新しい小説を書きました。

「緊急事態宣言」が目前に迫る4月3日からの芸術酒場女主人の日々を見つめ書き記した私小説です。
                                  
わたしはなぜ8年間も文芸で本を出さずに、神楽坂や根津の街場の酒場にたち続けていたのか、その答えが全部詰まった渾身の物語です。
今、これだけの臨場感で街場のことを書ける小説家は状況的にも日本ではわたしくらいなんではないだろうかと思い、
とにかく寝ても覚めても一心不乱に書き続けました。

「小さきものの声」もたくさん掬いあげているので大きな声ーーすなわち大手出版社ーーで放たれるといいなと願っていますが、
とにかく文芸では8年も本を出していないのでどうなるかまだわかりません。
まずはもちろん、歩いていけるあの会社には持って行ってみました。笑。

(だから表紙はうちのワタセミにデザインしてもらった自作自演表紙!笑)

 

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今回の物語は「誰か」に「何か」を伝えるという、

「今、伝えたいことがあるのよ」
「今、書き記さないといけないことがあるのよ!」


という言葉そのものの根幹の意味にこだわった作品です。
ですのでそれが「文学」とみなされるか、その懸念があって、もし大幅な改稿を提案されるようであれば、
わたしの主旨と異なってきてしまうので、また違う動きを考えることになるだろうと思っています。
(つまりわたしはなるべく一言一句変えたくない)

ずっと街場にいたわたしと、ずっと文学を老舗出版社で見つめてきた編集者ーーわたしの大好きな編集者の1人ーーと、
時を超えてまた同じ感性で文学を見つめることができたらとても幸せだと思うし、それを今は願い祈っているけれど、
これまでの価値観やものの考え方が、地層の断層のように、ドン、と入れ替わる今、
その一致が叶わなくてもまたこれは仕方がないことなのであろうと、考えています。

とにかく今は返事を待っているところ。
出版社もリモートワークで、些細なことに時間がかかって一つ一つが大変みたいです。

タイトルは「わたしと音楽、恋と世界」です。

続報をお待ちください。
愛をこめて。

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