« 復活。 | トップページ | TOP&NEWS!!【2017 October】 »

2017年8月24日 (木)

【随筆】「大いなる旅の始まり」プロローグ

Img_0271

この前の「復活」という日記で、
「全方面に向けて行動を開始する」と言ったような類いのことを書いたのだけど、
その方面の1つとして、自分の旅の随筆をまとめるということをやろうと思っていて、今日から少しづつこれを遂行していくつもり。
ここのタイムラインである程度まとまったら、その旅をした年のアーカーイヴに移そうと思うがそれはまだ先の話。
あまりにも物語のモチーフになるようなエピソードは、出し惜しみつつ、
いつか冒険ファンタジーのような本にして遺したいと思っているのだけど、それももっと、先の話。
ここでは、なぁんとなく心に残っていることや刻まれている旅の記憶を元に、
それを多少でも留めておくような感じで記していきたい。
正確に「記録」できる時期は過ぎてしまった。
今からはたよりない記憶をもとに、それでも忘れられない瞬間とか感覚とかを、
わりと脈略なく綴っていくことにする。

Img_0522
Liwa砂漠のSunset。

* * *

夢。
夢と旅、というのはわたしの中でわりと密接な繋がりがある。
2010年にモンサンミッシェルに旅をした時以来、
それは時々わたしに起こる出来事なのだ。
その出来事が起こると、理屈ではない部分で、旅に必然が生まれる。
この場所に来るわたしを、わたしが手前で予期していたようなそんな気持ちになる。
それは単に、旅する先で、いつか夢で見た景色と出会うという、
たったそれだけのことなんだけど。

2015年に幻冬舎の仕事で、アラビヤにまるひと月行った。
それから起きたいろいろな流れに乗っかって、2016年に1週間強、ギリシャに行った。わたしが個人的にまずまとめて整理したかったのはギリシャでの日々なのだが、ギリシャでわたしがしたことの動機のすべてにアラビヤが関係しているわけなので、誰かしら読んでくれる人のためにもここは時系列にゆこうと考え、
アラビヤから始めることにする。

アラビヤ。
Img_0111
わたしが立っているこのカフェというかお店が、
わたしがアラビヤに来る前に夢の中で見た場所である。
夢の中でここは、わたしが以前働いていたAlwaysというお店で、
夢を見ていた時のタイムラインにならい、ママちゃんは、産休か何かで、
わたしは、さおりという一番親しい後輩であり仕事仲間と二人で、
夢の中でこのお店を切り盛りしていた。

するとわたしたちは何やら、ミッションインポッシブル的なミッションを与えられ、わたしはスケボー型のそりみたいなものに乗っかって、この先にある村のゲートをくぐって外に出るという夢。
ここは間違いなくその場所だった。そりで猛スピードで抜けた時仰向けに見たゲートまでも同じだった。

この場所はHeritage Villageというところらしい。
Heritage(ヘリテッジ)というのは、世襲とか、受け継がれていく先祖代々の何かしら、といったようなことで、つまりこの場所は、
近代化したドバイの街中の中で、昔ながらの雰囲気を再現した、日本で言うところの竪穴式住居とかを展示しているような、そういったエリアということで、
かといってドバイ自体は歴史も浅いので、だからといって何かピン、とくるようなものはなかった。
(でもやっぱり不思議だなあ、まったく縁もゆかりもないと思っていたこの街に、勝手に懐かしいと思う景色があるのは)
わたしはそんなことを思った。
だって、わたしの中ではもうここは、さおりと一緒に毎日にいつも働いているalwaysの店内であって、あのカウンターの内側にはおしぼり入れがあるのである、わたしの頭の中を優先したならば。

そんな具合で同じような体験をギリシャでもした。
今日はプロローグなので全体をごちゃまぜにするけど、
夢の中でそこはわたしが慕っているnanaさんという、凄まじく美人でスタアみたいな容姿なのに気さくな先輩と、二人で待ち合わせをしているBarなのだった。
わたしたちはそのプチホテルに泊まっていて一緒に旅をしている。
けれど今日はバラバラに出かけて日が落ちたらこの下のBarで待ち合わせる。
わたしが帰った頃には、nanaさんは入り口のハイテーブルで何かを飲んで待っていた。そんな夢だった。

Img_6469

Img_2630
ホテルを予約しようとウェブを見ていた時、
この蓄音機のあるウッディなBarというかCafeの写真を見て、「んん?」と思った。
あれ、わたし、ここ、何か知ってる。
そうしてそれは本当に不思議なのだけれど、わたしはそこで一生懸命考えて初めてそういえば夢で見たことを思い出すのである。
大体の場合は。モンサンミッシェルの時はそうじゃなかったけど。
だから「その瞬間に勝手にそんな夢を見たという妄想が生まれるんじゃない?」と訊かれると、正直わからない。夢日記をつけているわけじゃないし、夢ってやっぱり起きていると薄れていくものだからね。
それでもわたしは何かどうしてもこのホテルに泊まらないといけないような気がして、その場でbookしたのである。

写真は昼間のしかないけれど、
夜中の0時にチェックインをした時(飛行機がアテネに着いたのが22じ半とかの便だったのだ)、わたしはすぐに、鎮まりかえったこのcafeをのぞきに行った。
そこは、やっぱりその場所だった。今にもnanaさんが「遅いなぁ、モカ、待ちくたびれたで」とか言って、奥のハイテーブルから言ってきそうな。
(実際はここにハイテーブルはなかった。夢の中にはあった、日本の古〜い喫茶店とかにある、変なゲーム機とテーブルが合体したような代物も)

Img_2646
一人旅って誰も自分をカメラに収めて記録してくれないから、
ついこうやって街の鏡で自分を撮っちゃう。旅をしているわたし、アテネ2016。

Img_6501_2
パルテノン神殿に向かう、とぐろを巻く坂道の途中にて。

なぜ、今日プロローグが夢の話になったのか、
自分でもいまいちわからない。
けれどもこれを最初にしておいたほうがいいような気がしたのだ、完全に脈略なく。
小説とかを書いていると、冒頭に出てきたモチーフというのは、必ず、
完全に重要な形で回収されなければならないのだけれど、
これは徒然放浪記、思いつくままゆるく行こう。
こうしてざっくばらんに書き進めて行ったものが、
ある時勝手に繋がっていくようなミラクルも、
物語を書いていたら、よくあったり、することだから。

Img_0528_2
Liwa砂漠の空に浮かぶ、刃物のように鋭い三日月。

今日これだけの分量を書いて写真を載せたりして整えるのに、
だいたい1時間強くらい。いつもの月モカくらいの所用時間だ。
1時間強なら続けていけるだろう、いや、続けて行こう。
何か、塵のような時間を、少しづつ踏み固めて何かしら、形あるものをつくってゆこう、そう思っているのだから。1時間という時間は、わたしみたいなタイプだと、ソファに寝っ転がって、ぼやん、としていればあっという間に経つわけであって、
そしてその時間をとても愛してはいるのだけど、
必要な「ぼやん」ではなく惰性の「ぼやん」タイムは、
今後この随筆に変えてゆこうと思う。
新作執筆のいい気分転換にもなると思う。
うん。1時間は、許される気分転換だよね。

あんまりだらだら書いても仕方ないので今日はここら辺で終わって、
そもそも「旅はなぜ始まったのか」ということに始まる1章へ続く。

(読む人が読みやすいように、分かりやすく章立てしておきたいと思っていますがまだノープラン。日付を入れたらいいのかな)

Img_0529_2
わたしたちのバス、あんなに小さい。人という小さな米粒みたいなのが、
今、太陽の熱冷めやらぬ大地の上に寝っ転がっている。

          
2014年の10月、ドバイ行きの話は突然にやってきました。

                                                          

#夢 #heritagevillage
#dubai #uae #モカコと世界 #アラビヤ 
#mocavoyage #モカトリップ
#arabic #author #旅 #ぷらりアラビヤ
#桃果子的宇宙 #world #trip #journy
#女性作家

|

« 復活。 | トップページ | TOP&NEWS!!【2017 October】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 復活。 | トップページ | TOP&NEWS!!【2017 October】 »