4月を振り返る。その③
4月の最初の週の日曜日に、
3番目の妹、みいきの、詩の個展に行ってきました!
誰と!?
なんとなんと、
中原中也賞を受賞された詩人さん!(とか言ってみたり 笑)
そう、悠光ちゃんです。笑
詩の個展一緒に行くなら、詩が好きなひとがいいだろうと思い、
あら、そういえば詩人の友達がいたわ♪と、ゆみちゃんを誘ったのですが、
これはみいきには、大変うれしいギフトになったようです、よかったよかった。
さて、この個展(厳密にはグループ展)ですが、
大変すばらしかった。
ピックアップされた詩もとてもよくって、そして一緒にやっていた漫画家のひかりちゃんのセンス、写真家のゆきちゃんのセンス、すべての融合がいさましくも美しかった。
そしてとても洒落ていた。
文字の配置、読ませかたもすごくいい気がして。
右から左に、普段読み慣れてない配置で文字を読むとき、ひとは一言ずつ確認して読み進める。それが狙いなのではないかと思うほど、
それらの配置は、絶妙にすばらしかった。
ゆみちゃんのご来訪に感動するみいき。
悠光ちゃんは、とてもフラットに、真摯に、いつも詩と向かいあっている人で、
わたしはやっぱり彼女と来てよかったと思った。
みいきは本職はライターである。詩人を生業にはしていない。
けれどけして、それらを生業にしていない人間が生業にしている人間に劣るかというとそうではない。
歌手ではない人の歌、
役者ではない人の演技、
ピアニストではない人の弾くピアノ、
詩人ではない人の奏でる詩、
小説家ではないひとが書いた本、
それらは実はとても自由で、とても魅力的で惹かれるものだ。
それらには媚がひとつもないし、「好き」だけが溢れていて、とてもこう、きらきらしている。
そうやって境を超えてくる芸術に、それら生業にしているものたちは、影響を受け、
感銘を受け、それがまた生業にしてるものたちを揺らし、新しい芽を出させる。
悠光ちゃんと。
この日は実は昼間一緒に義太夫に行って、
夜はふたりで、いろんなことを語り明かしました☆
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