« | トップページ | カンヌに思う »

2014年5月26日 (月)

昨夜の千穗ライヴ( ・◡・ )♫•*¨*•.¸¸♪

20140524_1431291

良かったです!!!とても!!!!!
ここまでの紆余曲折を近くで知ってる自分にすればもうそりゃあ。

(ここから下はわたしがこれから始めようと思っている”現代女人芸術伝、VO.ゼロ、つまりトライアルのような形で書いてみる。つまりVo.zeroの芸術女人は熊田千穗である。ちなみにVo.0,5はaccoを予定している。なぜ、0コンマ,5かというと、関西の個展にてKeiko氏を同伴できずaccoさんの動画を撮れなかった為)

ーーーーーーーーーーーーーーー
【現代女人芸術伝Vo.0】

昨日のライヴで感じた一番のことは、偉そうな言い方かもしれないが、
「これでようやく千穗さんも"出る杭"の土俵に立った」
という感慨でした。それを感じたときに涙が出ました。

昨日のライヴは非常に実験的で、やりたいことをとりあえず詰め込んだ、まだ粗さのあるプログラムで、人によってはまとまりのなさを感じたかもしれない(特に2部)

わたしはビルボードTOP40というテレビ番組が凄く好きで、毎週見ているのだが、常に台頭するアーティストは、誰かに賛辞されたと思ったら誰かに訴えられたり、文句言われて喧嘩になったりしている。

昔、映画のワークショップに通っていたころ映画監督の大谷健太郎監督が『俳優は見世物小屋の中の生きものだ。人と違う奇異なところがあるから皆見たくてお金を払う。そういう妖しさがないといけない。お母さんは家にいるから、素敵なお母さんになれそうな人は見世物小屋にはいらないんだ』と言ってました。

「うわあ!歌うまいねえ、いいねえ」
これで壊せるのはアマチュア→プロの扉だけ。
わたしも熊田も、もうプロである。歌って、書いてお金もらっている。
では次に打ち破る、ぶち壊すべき扉はなにか。
この問いかけは、反面教師のように自分にも返ってきた。
それって、やはり、なんかよくわからないけど、
言葉や理屈で説明できない、つまり説明させていてはいけないようなカタルシスカメカメハーを炸裂、むしろそれで自爆しているような感じになれるかどうかの所ではないかなと思うのだ。
(もちろんそれがないとプロにすらなれないときもある)

カタルシスカメカメハー。

これは我が敬愛する「ねじリズム」の芝居を形容するために生んだ言葉であるが、これがあるかないかで、ねじリズム以外のものも量ることができるなと気がついた。

昨日の千穗にはその片鱗があった。
みんなをただ「楽しかったね〜歌うまいねぇ〜」と言っては返さないなにかが。
実際、敬愛する往年の大スター秋川リサ姐さまは、
「二部はダメダメ〜なんでポップスなんて歌ってるのよ、意味ワカンナイ」とばっさり。それを聞いててわたしはなぜかにやついてしまったのだ。物議を醸しているじゃん、いい感じ!と。その隣では一緒に観に行った業界のO氏が、千穗のオリジナル曲が終わった瞬間に真顔で、
「これJASRAC登録してる?」(笑

2008年に一緒に「花よりタンゴ」をやった同期の美穂がひとことだけいい?と千穗に言いました。
「もっと、もっともっと”狂気”を見たかった、それを見せて」と。
それだ!とわたしも思った。

作家が裸になって自分の血肉をさらけだして、赤い血を流して書いていない小説は売れないという。だったらやっぱり歌もおんなじで、心の底から轟いてくる得体の知れない叫びで歌わないと、人は聴いてくれない、もしくは耳にはこびりつかないのではないかと。

個人的にはシンニードオコナーの曲がすごく良かったと思った。
18歳の頃、久米川の友人の一軒家で皆がしょっちゅう集まって、その頃ダイアナのトリビュートアルバムを聴いていた。
夏の夜風が夢に膨らむわたしたちを優しく撫でていった。
その頃を思い出した。

夏の夜風は、35歳のわたしたちがいくら夢に膨らんでも、もう優しく撫でてはくれない。ではわたしたちの夏はどうあるべきか。

もうプロであるわたしたちがこの世界に刻んでいく生きざまはどうあるべきか。それを考えながらわたしは泣いた。
あの曲に千穗はわたしたちの18歳の夏を乗せて歌っていた。
わたしにはそう伝わった。カタルシスがあった。

「出る杭」のスタートラインに立った熊田千穗が、これからどんな狂気を見せてくれるのかを楽しみにしてゆこうと思う。

とにもかく美穂さんと話していたのは、あの千穗が(かたくなな、そりゃあもうかたくなな!)セットリストに「レリゴー!」を入れたこと!!
それがもう大きな一歩だということ。笑

昨年のライヴではアリシアのエンパイアを無理やり歌ってもらいましたが、いちばん最初に歌ったら?と提案したときに
「サビの手前までなら歌う」と言った千穗さん。
あの歌から「ニュウゥゥ〜ヨォォオク〜〜♪♫•*¨*」というサビを抜いたら一体どうなるんで……(笑

そんな千穗さんが自らの選択で、いま世界でもっとも旬な流行ソングをセットリストに入れた、これはまさしく「革命」と呼んでいいと思う。笑
恥をかきたくないからきれいにまとめたい千穗さんですが、
人前で恥をかくってことが、格好悪かったりできることが、実はすんげーことなんだという感覚、そういう感覚を彼女が体得してくれると彼女のライヴは、ますますこれから、目が離せなくなってゆくのではないかと思う。

それから昨夜忘れてはならないもうひとつの革命は千穗のオリジナルソング。
『サラヴァモダンガール(モダンガールに幸あれ)』
作詞も作曲も千穗がしたのですが、これがもうほんとに素晴らしくて、
この一曲が今後の彼女の人生を切り拓くのではないかと思える、ほんとに才能に溢れた楽曲でした。この曲では才能がカメカメハーしてました。

ここで熊田さんの歌詞を間違えてしまいますと個人的にとっても大変なことになってしまいますが!笑
 《…ちょっとだけはずれる星占いなんかをそれでも見たりするのは前を向いているからでしょ?ヒールを直したら、立ち上がって歩き出せモダンガール!》という歌詞がほんとにいいと思いました。圧倒されすぎて動画とるの忘れた!
※二回しか聴いていないし、いまはざっくりですが雰囲気お伝えしたいので歌詞書いてみました。後日熊田に確認してちゃんと歌詞紹介したいと思います!

そんなこんなで、体調不良がデフォルトになってしまっていた春のモカコもようやく湧きあがるものがあり、ひさしぶりに長い文章を書きました。
文章を書くことに自分は命をこめている、だから健康でないと日記すら書けないんだなとつくづく。

中島桃果子が紹介する芸術女人、ナンバー《0》は同期で親友で、
昨夜「出る杭」の仲間入りを果たした、ジャズシンガー/熊田千穗でした!!
過去の自分に「さらば」し、前を向いて、
そのヒールで一歩を踏み出した熊田千穗にサラヴァ!(幸あれ!!)

文/中島桃果子(現代女人芸術伝「NO.零」)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
追記:シンニードオコナーでリンクした昔の夏の写真を載せようと思いましたが見つからなかったので、14年前の夏の写真を。
2000

なお、今回のライヴの企画・プロデュースはサードプレイスの原田篤。
ピアノの方がとても素晴らしかったのだ☆
なお、このサラヴァ東京は、もともと秋本奈緒美さんがライヴをなさった流れで、ご紹介頂き!?ここにとなったのですが、わたしと千穗は別の流れで、ちゃんとその前からチェケして内見もしていたのだよ♪♫だってね、ここでは面白い芝居もできそうな気がするんだ。
やっぱりサラヴァ東京はすてき。

10390401_648826771870835_3008564281

|

« | トップページ | カンヌに思う »

コメント

what are some superior and in demand websites for blogs? ?? . kdekkgekbdbg

投稿: Johnf456 | 2014年5月27日 (火) 02時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« | トップページ | カンヌに思う »