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2014年1月17日 (金)

船パリのこと。

15日も過ぎたので皆様に寒中見舞いを書いている。さきほどジャズ評論家の瀬川昌久先生に書き終えたのだが気合いのあまりペンが折れるかと思った。

まさかあちらからお年賀いただけるとは思わず、驚きで立ち尽くしたのが1月2日。

お年賀には昨年の銀座十字屋での昭和音楽の催しで、熊田千穗の歌が大変好評であったこと、そのことが嬉しかったと書かれており、最後に、

『大正、昭和浪漫の新刊、大いに期待しています』

とあった。

わたしたちがずっと追いかけている「上海バンスキング」それを初演する1979年、演出家の串田和美さんや女優の吉田日出子さん、そして斎藤憐さんたちは、昭和初期のジャヅを追いかけて瀬川先生に辿りついた。

つまりわたしたちは瀬川先生を追いかける串田さんたちを追いかけて芝居を続けてきたわけで、その瀬川先生から今じかにこんなありがたいお年賀を頂いているのに、
いったい何をやっているのだわたしは。

なにがなんでも「上海バンスキング」へのやむことない愛の結実を、ひとつの物語におこして今年瀬川先生に届けなくては。

ペンを強く握りながらわたしは文字を書いた。

「今年必ず昭和浪漫を完成させて、瀬川先生のもとにお届けします」

これは瀬川先生に対する誓いだけではありません。

大切な大切な自由劇場の資料などを2年以上お貸しくださっている三澤さん、物語の中で生きてくれいる熊田千穗、わざわざ家まで貴重な資料を持って来てくれた世界のバンジョー、青木研。

自宅を見せて頂き『若い作家がこうして時代を調べて物語を書くというのはよいと思いますよ』
と言ってくださった日本モダンガール協会の淺井カヨさん。

そしてなにより、せかすことなくずっと見守り待ち続けてくださっている編集者の加古さん。

他にも協力してくださっている皆々様に必ず届くよう、この一月の下旬を、一日も無駄にすることなく、完成に向けて頑張りたいと思います。

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