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2014年1月10日 (金)

オカルトモカコ

オカルトとは=ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する。そのような知識の探求とそれによって得られた知識体系は「オカルティズム」と呼ばれている。ただし、何をもって「オカルト」とするのかについては、時代や論者の立場等により見解が異なる。

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先日、届けていた銀行印がどれかわからなくなり、通帳の磁気入れを兼ねて銀行に行ったらば、なんと登録されている住所が22歳のときに住んでいた渋谷のままになっていることを知り、そこから何もこの通帳が動いていないことにゾッとしました。

特にわたしが住んでいたあたりは、あんまりよくない場所で、
”気”とかそういう以前に、露出狂やラリってる奴とかデリヘルとか、そういうのがうろうろして、
治安もあまりよくない場所だった。
そしておまけに陽の当たらない家だった。
以来わたしは、家を探すときに必ず陽の当たりを確認する。

当時一緒に住んでいた尚美が、とても強いものをもっているので、一緒にいることで下降は止まったが、所沢からその家に引っ越してから、尚美がやってくるまでの一年は、
その家にわたしの精気は完全に吸われていたといっていい。

そこから10年以上経っているにも関わらず住所がそのままというのは、
なにかとても大変危険なことのうような気がした。
「金は天下の回り物」なのに、
通帳がこんなにも滞っているではないか。

至急住所変更をしよう。
と、同時に初めて思いました、印鑑を新しくつくってみような、と。

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ガリ勉モカコ、そう思い立ったら吉日で、いろいろ印鑑のことを調べてみました。
歴史や、どのように使い分けるのか、などなど。

面白いことに、生まれた年によって適する素材が違うとか、そういうのもあるらしい。
まだ発注しただけなのでなんとも言えないけれど、
自分がいくつか調べた中で、いちばん胡散臭くない(笑)
まっとうな雰囲気のところに注文してみた。
銀行印ということで、上から下にお金が流れぬよう、横書きのものを。
(まあ、右から左とかそういう言葉もあるので、こればっかりは好みである)

タイトルは「オカルトモカコ」ですが、
実はこの一年、あたりまえのことをあたりまえにしてゆくうちに、
オカルトー目に見えない隠れているものーは
「隠れている」のではなく、「言うまでもない」ことなのだ、という風なことが、だんだん解ってきました。

引っ越しをしたら、素早くすべて変更の手続きをする、とか、
帰って来たら靴をしまう、とか、
朝起きたら窓をあける、とか、
刃先は常に露わにしておかない、とか。そういうこと。
壊れたものは、お礼を言って処分する。

それをスピリチュアルとか、風水とか、そんなのではなく、
「生活」として教えてくれたのはおばあちゃんでした。
おばあちゃんと過ごした最後の数日でわたしはそれを教わった。

朝8じ。数カ所の雨戸をあける。そして水やり。
午前中に必ず洗濯をし、陽が高くなる前に干す。
昼ご飯とは昼に食べるもの。
夕飯とは夕に食べるもの。
陽が傾いてきたら冷えないうちに洗濯物をとりこむ。
陽が沈むころ、すべての雨戸を閉める。
死の淵にいながらも、おばあちゃんは毎日それを的確にわたしにやらせた。

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その数日で、オカルト、またはスピリチュアルと思っていたすべてのことは、生活という概念の中に淘汰された。

実は運気を上げるために印鑑を頼んだのではない。
上京してからこのかた、届け印、認め印を兼ねて、日々私の手によって、ありとあらゆる書類に押され続けてきたスタメン印鑑が、どことなく疲れてきたような、くたびれてきたような気がしたからだ。

自然に考えてどうだろう。からだだってときおりメンテナンスする。
自転車だってそう何十年も乗らない。
高いコートだって、ヘビーに数年も着たら買い換えるだろう。

なのに16年以上も、同じ印鑑を、ありとあらゆるシチュエーションで酷使し続けているというのは。実に彼(または彼女)に申し訳がない。

まあ、そんな理由である。
もう立派な大人なので、自分で選び自分で買った印鑑に、これからは活躍してもらおう。
そして長く大切に活躍してもらう為に、今後は印鑑を使いわけるつもり。



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