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2013年6月17日 (月)

一分一秒の中身

一分一秒の中に無数の選択肢があって、
そのまた選択の奥に無数の選択肢があった。
決断というその扉を、猛スピードで滑走する「時間」というトロッコの上に乗ったまま、選択を先おくりにすることなど許されもせず、
瞬間瞬間にに選んでは開け、選んでは開け、
目尻に向かって流れてゆく彗星のような一分一秒を見送りながらまた前を向いて、
無数にある扉を開けてはまた次の扉をあけ、
「選ぶ」という怖ろしい刃物を持たされたまま、それを振りつづけた。
誰かが振らなくてはならなかった。
そしてそのときはわたしが振らなくてはならなかった。

「さっき」開けた扉が正しかったかどうかを振り返る時間などなく、
また「いま」という扉を開き続けて、
けれども扉が時間にとうとう追いつかなくなって、音が消えた。
一分の中に一週間があり一年があり一生があった、
そんな100分とすこしだった。
そんな数日とすこしだった。
いや、そんな十数年であったのかもしれない。
(…中略)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6月12日(水)、祖母が往生いたしました。
その後すぐに、大きな大きな虹がでました。
守山の町はその日ずっと晴れていました。
その橋を渡っていった模様です。
ご心配くださいましたみなさま、支えてくださいましたみなさま、ありがとうございました。

ひとを看取るということは、ほんとうに凄まじいことだなあと実感しています。
34年というこの世での修行期間がなければやりおおせなかったかもしれません。
本日東京に戻ります。

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コメント

おばぁちゃまがお空でもずっとしあわせでありますように。

もかこさんご無沙汰してます。
数ヶ月ぶりにやっとお邪魔し、前回読んだ記事をいくつかおさらいしながら、
ようやくここの記事まで読み終えました。
そしたら、一番新しいこの記事はやっぱり今のわたしに染み入るもので、
お仕事中にも関わらず、涙の一粒のはんぶんこを散歩にやりました。

心配のつきない毎日、
刃物を降りおろしてばかりは少々しんどいですが、
いま を、やるしかないのだ、と。

あったはずの覚悟やくくったはずの腹のネジが
微妙に弛んでいたことにきづいたのでした。

もかこさん今日もささえてくれてありがとう。

投稿: ラパンヌ | 2013年6月26日 (水) 14時51分

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