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2013年4月15日 (月)

ハルキ様新刊読了。

ハルキ様新刊読了。
得体の知れない感覚にとりつかれて、同時に、いままで記憶にある限り4回目といえる不思議すぎる類の夢を見たことで、自分も物語世界のはじっこにいるような不可思議な気分になって、自分の人生も今日どこかの地点で、いままでとまったく同じようで、実はまったく違うチャンネルに切り替わったような、そんな奇妙なことを狂信してみる。景色も、世界も、何かもかも同じようで「感触」や、「目に見えないところ」がまるで違っている。

村上春樹は、内容のクオリティうんぬんでなく、人生においてその作品にぶつかる読者のタイミングじゃないかとわたしは思っている。
そして、わたしの人生の船の進み具合に、村上春樹という風は、いつもとても、驚くほど相性がいい。それは、雨の終わりを見計らって、きちんと空に浮かぶ虹のように。
村上春樹という虹をみて、いつもわたしは自分の雨季の終わりを知る。

つまりこれは、作品の完成度やレベルや書評とは全く違う次元の話で、自分にとってそういうところに村上春樹がいる以上、わたしは一生村上春樹の作品を評することはできない。

なぜならそれは、モノではなく細胞のように、わたしの体内に吸収されてしまうから。

ともかくこの、帯の言葉の素直さがわたしはとても好きだ。

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