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2012年8月 1日 (水)

背中も崖っぷち

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目指す場所はいつも変わるけれど、信じてるものはいつも変わらない〜”
(JUDY AND MARY-ダイナマイトーより)

東京から遠く離れた山形で、わたしはいろいろ崖っぷちにいます。
作品やら、仕事やら、プライベートやら全部。

蝶番を書いたあたり、28歳のわたしは20代の崖っぷちにいました。
まさに踏ん張りどころにいて、ここの頑張りしだいで、30代、クソな女になるか、豊潤な女になれるかの境目だなあ、なんて思っていて、そこで踏ん張って結果を出して、なんとか幸せと感じられる30代に突入したのだけど、どうもそれの第二弾がいまやってきた模様デス。

20代の良さってやっぱり1にも2にも若さであって、それだけで輝くことができる。
でも30代って、内面の充実とか、日々が満たされているかとか、あきらめないで踏ん張っているかとかが、そのひとの女としての美しさに繋がる気がしていて。

知り合ったばかりの人たちはこういうとき楽でいい。

何も悟られないですむし、説明しなくてすむ。いい意味で。
その距離感が心地よかったりもする。

誰もわたしがどんな恋愛をしてるか知らないしどんな生活をしてるかしらないし、
どんなことに心痛し悩んで、いまわたしが崖感を感じているかも知らない。

ここではたとえばどんなウソを言ったって、成立してしまう。
結局ウソなんか言わないんだけどさ。

そんなことを考えると、もしかして新しく始められるのかも、という勇気がわく。
わたしがここでウソの風呂敷を広げたとしてもそれをなぞるように生きれば打開できるかもしれない。
もしかしたらわたしがわたしの可能性を決めつけてしまっているのかも。

♪空を仰いで手を叩いて大地にキスをするよな、生まれたての物語と果てしない胸騒ぎ〜この想いが強いのなら、傷ついて構わないー

湖のあるあの町でドキドキを聴いていた高校生の頃、果てしない胸騒ぎを追いかけて、どこまでも裸足で走っていけると思っていた。とっても甘い恋をしたり、とっても輝かしい成功を収めたりなんかして、憧れた大人になって日々を過ごせるだろうと思っていた。

こんな風な敗北感に打ちのめされて、心ごと泥んこになるとは思ってなかった。

でも、あきらめないで、心についた泥を払わなきゃ。

知り合ったばかりの女の子4人で、露天風呂に入りました。
なんだかとても楽しかった。
親しい友人なら元気がないことも、その理由もぜんぶ見抜かれてしまう。

みんなで写真を撮りあって、この崖っぷちの背中も1枚の写真になりました。

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女のひとのそれぞれの女っぷりって背中に出る気がしていて、
だからわたしは凛とした潔い感じの背中の女の人が好きです。

それにひきかえ、なんとナヨナヨしたわたしの背中。
泣き虫で、ささいなことに傷ついてくよくよして、すぐにしゃがみこんじゃう、
弱っちい女の背中ですね(笑 タフさが足りないよタフさが。

さあモカコさん、そのクヨクヨを卒業して、女っぷりをあげられるのでしょうか。
このことと、船パリのスケールはきっと比例するのだよ。

潔い背中の女が書いた物語はきっと当たるはずなのですけど。

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