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2010年10月 2日 (土)

執筆メモ/ソラリ

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昨日、完全に千早茜さんにノックアウトされた。
これぞ「千早茜」って感じだったよ。
「おとぎのかけら」ためいきがでるくらいグロテスクだった。白雪姫の話が好きだったな。
同い年の同年デビューなんだよね。
朝井くんといい、千早さんといい、小すばは、ジャンルを超えてすばらしい作家を輩出し続けるね。
妖しげな魅力に惹きつけられて、あたしもひさしぶりに物語の海に戻ってきた。信者Aの登場人物に憑依してしまったり、思い入れたり、いい傾向だ。
これぞ「中島桃果子」っていうものがどういうものかはわかんないけど、まずは、

わたしがわたしでなくならないと。

わたしの悩みと依子の悩みは同じようで違う。

変な話だけど、自意識ってのが完全に抜けおち、削げた段階で、ひたすら登場人物を追いかけてさ、そこに初めてあたしの信じるゆるぎない「あたしの世界」ってのがひらけるんだよな。
それを読者とシェアできるかはその後の話。

そこまでいくとだいぶいい感じ。昨日すくなくとも名前が決まった。
「依子/よりこ」と「初海/はつみ」

初海がここで来たってことは、きっとこれすごいだいじな作品なんだね。
息子につけようと思って、登場人物にはつけなかった名前。
ってことはきっともし息子が生まれても、初海って名前にならないんだな。
それよりなんで息子って思ってるんだろう。

理由なんかいつも後から。あとから、わからされる。

タイトルも「ソラリ」に決まった。

ソラリとはソラリゼーションのこと。
『ソラリゼーション=現像時に、光を過多にすることにより、モノクロの写真作品の白と黒が反転する現象』

さてどんな話なんだろうか。少なくとも今わかっているのは、依子は華奢で、ずいぶん色が白くて、よく笑うということ。

あ。それってもうわたしじゃないね(笑 そういうときすこしほっとするの。
依子よ、どんどん、ひとり歩きしてほしい。
わたしに密着した物語ほど、遠くまで歩いてほしい。

わたしはじぶんを捨てて、依子と初海の世界に深く浸水する。

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コメント

blog初めて見たよ
執筆活動、芝居、生き方、モカちゃんのすべてを応援してるよ
あたしも元気づけてもらったし

またのぞきま〜す

投稿: 真実 | 2010年10月 2日 (土) 21時09分

真実へ
わたしも昨日はいろいろ話せてすごくなんか温かい気持ちになりました。

いま冷静に考えると、真実、すごくやわらかい人になったね(笑

すごく素敵だと思います

またときどき話そう。

投稿: もかこ | 2010年10月 3日 (日) 05時37分

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