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2010年6月24日 (木)

ある短編の構想。

久しぶりに新潮社ノーリー&あゆさん(小説新潮編集者)とのミーティング。

ソメイヨシノシリーズの今後について。
みいきに読んでもらったりして、却下に却下を重ねてようやく秋の回まで来たソメイヨシノシリーズですが、

当面、「寝かし」という名のお蔵入りになることになりました。
(がーん!て気分ではないが、物理的にはがーん!なシチュエーション?)

5月に書いた原稿があたしの今もてる力のすべてだったんで、書き直しはキツイなあと思っていたところに「寝かし」の提案。
悔しい、とか、ショックとかいう感情ではなく、
新潮社はいつだって過不足なく正しい。厳しさに無駄がなく、的確
と思いました。

実際いまのあたしに、あのテーマを力まずかくことが難しいもの。

そりゃ、魔女と金魚みたいには書けないよ。そんだけ却下されたらさあ(笑

(まあ まじょきん はやりたい放題しすぎ、力抜きすぎだけどさー。遊ぶみたいに書いたからね)

頭のどっかで「新潮社からでる2作目」っていう気負いもあるし、
却下に却下をくりかえして、どこかで正解を求めたり、「文学的」ぶってしまったところもあるかもしれない。
それでいてこの物語に潜むどうもうすぎる獣を手なづける実力はまだまだ不足していた。
いい子になろうと頑張ってたかもしれないね。いい子になれないのがあたしだし、その「破綻」をノーリーは「才能」だと言ってくれてたのに。
ようは色々見えないプレッシャーがあったんだろうね。

新潮社、ってNHK大河ドラマ!みたいな重みと似てる(笑

好きな話だったし、なにげにコアなソメイヨシノファンもいたので、
いちじ休戦はさみしいけど、ベストな選択かな。

実環子、宇宙、竜之介、芳本かをり。
魅力的で、魅惑的で、そしてとってもてごわい登場人物たちよ、しばしさよなら。

もっと力がついたら、あたしの生涯のテーマでもあるこのことと、それにまつわるあなたたちの心臓を上手に串刺しにして、花を飾るわ。

あたらしい短編はとってもライトなものにしようと思う。

短編集になってく流れなんで「号泣する準備はできていた」の逆で、

恋する準備は、できていなかった

とかいう、『恋に落ちる瞬間』のアンソロジーとか書きたいな。パロディじゃないよ!

不毛な恋愛ばっかり書いてきたから、
そろそろクラプトンのWonderful Nightみたいなの書きたい。
あれよりもっとフレッシュでいいからさ。

イタリアレストランの棚に並んでる赤ワイングラスが、白ワイングラスに恋しちゃうような話。
バイトの子のグラスの拭き上げのやり方で、隣同士になれたり、離れたりしちゃうの(笑
あるとき、白ワイングラスの隣にバカラがやってきて、赤ワイングラスはすごく不安になるの。「バカラかー。俺じゃかなわねえよ」て(笑

かわいー。

それくらいゆるくいこう、とたくらむ短編。

そうそう吉祥寺の本屋さんにノーリーがいたら、ノーリーの目の前で、女の子なんのためらいもなく「魔女と金魚」にむかってきて、手に取ると、そのままレジに持ってったんだって。明らかに魔女金を買いに来た=蝶番も読んでいるハズ!な感じだったらしくて(笑 ノーリー思わず、その子をひきとめて「著者の編集者ですお話うかがえますか」とかやりたい衝動にかられて、しかし「編集者をの証明書なんてないし。ただのへんなヤツだ」と必死で我慢したらしい。(笑 そういうミラクルな状況にでくわしたい!

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コメント

ノーリーすてきだねぇ

投稿: ちほ | 2010年6月25日 (金) 14時41分

ちほへ
ノーリーは素敵だし、あゆサンはめちゃ美人(カワイイ)なのだ。
すらっと長い足が品のいいスカートから伸びてた〜(笑

投稿: もかこ | 2010年6月25日 (金) 16時48分

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