まじょきん♪♪
あたしと編集社の壺井さんは、魔女と金魚を(まじょきん♪)と呼んでいます。
が、なにげにまじょきん♪と呼んでいる人が多いので、このネーミング、愛郎エロカットばりに流行らせてゆきたいと思います。
でもってまじょきん♪の発売にむけて携帯をまじょきん仕様にしました
なにげにバニラとムサシもいる(蝶番×魔女と金魚のコラボ♪)
壺井さんの携帯も!
実はしこたま金魚グッズを買い込んだMeeeeee!
今回のお話は、実はもう5年ほど前になるかな?ある映画のワークショップで、
その面々に宛書きした脚本がもとになっています。
こんな映画あったらなという、あたしが好きなティムバートンや山口ヒロキくんの世界みたいな、ここでもなく、どこでもない世界を書いてみたのです。
脚本は実は途中で頓挫したのだけど、
「いつか世にだしたい」って気持ちを強く持ってた。
そんなとき壺井さんが「本出しませんか?」って言ってくれて。
壺井さんは、小説新潮に載った蝶番の一部を読んで電光石火のごとく連絡をくれた、
他社では一番乗りのオファーでした。
前も言ったかしらんが、あたしは、挫折だらけの役者人生だったので、こんなうまい話があるわけないと思って、どうせなら夢語ろう(ひとときの幸せに)と
「実は魔女の話を書きたい。ってか途中まで原稿がある」
と言いました。まさかそれがほんとにこんなに早く本になると思いもしませんでした。
でもそれには壺井さんの恐ろしいほどの熱意でもって、社内を説得、あちこちに奔走してもらって、いまこのカタチになっていること、それは魔法でもなんでもなくて、ひとえに壺井さんの努力の賜物なのだと思う。壺井さん、ありがとう。
でもって、執筆中にネットで見つけた、とうか出会ってしまったオカヤイヅミさんに、装画をお願いするということができて
(あたしはこの本には絶対的にオカヤさんの絵が必要だと思ってた。で、余談ですが、ネットの膨大な作品たちの中からオカヤさんを見つけ、他は全然ピンとこなかったんだけど、あっ、このひとはいいね、と思って名前みたらaccoだったというオチ 笑)
それをこのすばらしい装幀に仕上げてくださった三甁さんというデザイナーさん、この素晴らしい才能の集結によって、とんでもなくカワイイ装幀ができあがったのですよ、みなさま!
特にオカヤさんは今後絶対ブレイクするアーティストそのオカヤワールドを、余すことなくごちそうになってしまい、あたしは大満足です。オカヤさんがすんごいブレイクしたら自慢しよ。
「あ、でも最初に見つけたのあたし〜」
(※全然最初じゃないのにそこは話盛る!)
オカヤさんの「食べられません」シリーズ、激しくファンです!
自分を持てあましながら不器用に生きているすべての女子へー
これがコピーなんですが。
あたしは自分の小説に、ダイレクトにこのコピーの言葉を用いたりはしてないんですね。
で、これもおそらく壺井さん?が考えてくれたコピーなんだけど、
なんとね蝶番のときに新潮社の営業さんがPOP用に考えてくださったコピーが、
何かを失いながら、なにものかになろうといしてもがいているすべての女の子へー
というものだったんです、驚き!似てないか!?
あたしの作品てよっぽど「もがき不器用に生きている女の子の為」のものなんだな(笑
しかもすべての女子へ。(笑
あたしったらどんだけもがき系ライフなのかしら〜(笑
というわけでよろしくお願いします!
壺井さんとの打ち上げの様子は近々UPします!
でもって!!
温かい地元からのエール
発売前だというのに入り口にでかでかとPOPが!(涙)
いつも支えて頂いている がんこ堂 の店長大栢さんと。
いいタイミングで実家帰れたかもしれないね。愛に触れて鋭気を養えました。
でもって。
魔女と金魚を囲む、ねじメンバー
左から、いまや飛ぶ鳥を落とす人気の石川氏。
真ん中、この笑顔に騙されては駄目よ?(笑)タカヤ氏。
右、お酒を大量に飲ませないでください!祥ちゃん。
でもこの写真、あたし大好き〜みんないい顔してるもん。
Guys soooo cute in this photo !!! good smile!! thanks!
芸能人ブログランキング6位の石川氏が多大なる影響力をもってブログに紹介してくれました。藤堂氏にあやかる。でも毎日観てるよ、娼婦と淑女。
石川氏ブログ
尊哉(たかや)も沖縄から宣伝してくれた。沖縄の本屋にもあるのだろうか?そのことがすごく気になるが、バカンスを楽しんでいる本人にはお願いできぬ(笑
たかやブログ(旅のお供にしてもらえるのとか、なにげに興奮!まえに恭ちゃんが船演奏の旅のお供に蝶番をもっていってくれたことがあったね)
そんな、まじょきん!!!!魔女と金魚をよろしくお願いします!
昔魔法使いに憧れた、すべての元少女へ。
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コメント
もかちゃん、新刊発売おめでとうございます。
最近は、お仕事がお忙しいようで、なかなかお会いすることが出来ませんが、陰ながら応援しています。
元少女ではなく、老年の爺さんですが、頑張って読んでみます。
またいつかお会いしましょう。
投稿: 名古屋のM | 2010年6月11日 (金) 16時43分
名古屋のMさん
それはもしや…!宮…!!!(笑
わたしもあいた〜〜〜い!!!コメント嬉しい!
投稿: もかこ | 2010年6月11日 (金) 18時51分
書店で知人の(と言わせてくださいませ)小説を
手に取る事の幸せを噛み締めたワタクシでございました。
あ、そういえば「○○の愛した○○」の某女流作家は小学校の同級生だ。
そんな私はこの笑顔に騙されてるのか??(笑)
投稿: toro | 2010年6月11日 (金) 20時54分
発売オメデトー&オツカレサマデシターー
さっそく買ってきた!
しかし 本屋内迷子になって店員さんに 取ってきてもらった…
オカヤイヅミさんの絵がすごくいい!
そして
>あっ、このひとはいいね、と思って名前みたらaccoだったというオチ 笑
って アナタ…(笑
投稿: acco | 2010年6月11日 (金) 23時26分
はじめまして。
藤堂氏から中島さんへたどりつきました。
まじょきん
よみました。
よすぎました。
色々がタイムリーでした。
わんさかひろってうけとりすぎて、
ただいまちょっぴり疲労中。
蝶番を読んでみたいと思っていた矢先、
新刊だったので、先にごちそうになりましたが、
よかったのです。とっても。とっても。
いい作品を産んでくださってありがとう。
まじょな世界も、装丁もかわいくってうれしかった。
女子万歳!
桃色の蝶がつばめくんの鼻にとまったとき、
ある写真を思い出してドキンとしました。
チログ2009/01/19の
「電車に揺られて紫陽花眺めてコケコッコ」の記事
3枚目の写真、昔撮った写真その9
どんだけ石川さんをすきなんでしょう(笑)
石川さんの普及活動大成功です。
わたしも乙女な女子友におすすめしてゆきます。
長々と失礼いたしました。
投稿: ラパンヌ | 2010年6月12日 (土) 18時02分
toroさん
完全に、「チーム騙されている」ではないでしょうか?(笑
でもそれは笑顔に騙される であって、人格にではないと思います。
だってすごいいい奴でしょう?(おまえ誰だ 笑)
acco氏
まじで。昔、すごい美人の同居人と住んでたときに、街で見かけて「あのひときれいだ」と見とれてたら、「おまえか」みたいなことがあったんだけど、それに近いよ。でも正直、300とか軽くこえる作品数、アーティスト数だったんだ。そこから2つピックアップしたらひとりがacco(笑 どんだけあなたの絵が好きなのよ!ってかあたしの好みも、すごい方向性はっきりしてるよね 笑 accoはオカヤさんの絵気に入ってくれると思った。
投稿: もかこ | 2010年6月12日 (土) 19時31分
ラバンヌさん
もう読み終わってくださったんですか?
楽しんでもらえたみたいですごく嬉しいデス。
蝶番は、もっと女々しいとうか、女っぽいというか、文学っぽいというか…また全然違う感じです(笑
魔女きんはいろんな要素が散らばってるから、ファンタジーで軽めにはしてるけど、意外にくらうかもしれませんね 笑 すまんです 笑
投稿: もかこ | 2010年6月12日 (土) 19時33分
もちろんもちろん。めっちゃいい青年です(笑)
宣伝活動の折にも書きましたが
イケメンだからやられてるってわけではないですし。
でもイケメンじゃなかったら
そもそも初めっからやられてないですけどね(笑)
地味な
ハートがめちゃめちゃ良いのはもちろん
彼の「人としての」頭の良さが
おねえさん的に花丸でございますよ。
「チーム騙されている」入り、光栄ですっ
そしてまだまだ地味に宣伝活動続けま~す。
(実は魔女金2冊買って
息子の彼女に1冊プレゼントしちゃいました)
投稿: toro | 2010年6月12日 (土) 21時21分
toroさん
「人としての」頭のよさ。って年下の男を見るとき、重要ですよね。
あたしはそこらへんの部分で年齢差を感じるか感じないかが決まります(年上でも下でも)子どもの面倒みれるほどできた女じゃないので(笑 あと、働きものじゃない男は嫌いです。自分でお金を稼いでない人は駄目(笑
おまえ何様なんだ〜↑と思うけど。
まじょきん 布教ありがとうございます!
投稿: もかこ | 2010年6月14日 (月) 04時24分
石川さんのブログから中島さんのブログにとんできました。
どんな方かと思ったら・・・守山!!!!
以前アップされてたマンション近所です!!守山在住なもんで。
初めて来たブログにおなじみの写真があるとなんか嬉しいです♪
しかも、守山の友達の友美さんに石川さんの話してたらなんと中島さんと知り合いだというじゃないですか(@_@;)ミラクルですね☆
是非とも応援させていただきたくコメントさせてもらいました。
これからもがんばってくださいね。
本ももちろん購入させてもらます。
投稿: はな | 2010年6月15日 (火) 13時30分
はなさん。
守山〜〜!!(笑 友美さんて双子の母の?(笑
彼女はあたし幼稚園からのつきあいで、毎回芝居のときには、
衣装をつくってもらってます。
サイドバナーから飛べる、上海バンスキングに捧ぐ花タンフォトの、あたしが着てるドレスも、サイドバナーの熊田千穗のブログトップ写真の水色のドレスも、彼女にオーダーで作ってデザインからやってもらったドレスですよ!
投稿: もかこ | 2010年6月15日 (火) 14時08分
もかこさん返事をありがとうございます!
友美さんは、例の双子の母です。
友美さんの友達って言ったら絶対明るい人だろうなと思ったらまさに想像通り!
ドレス綺麗ですね。私が出会ったのも自分の結婚式頃で色々と相談にものってもらいました。
オーダーで友達が作ったドレス…
お互い羨ましいです(*´∀`*)
私にも特技がほしー(´Д`)
投稿: はな | 2010年6月15日 (火) 19時39分
中島桃果子 様
はじめまして。pikeと申します。「魔女と金魚」読ませて頂きました。
本屋さんで可愛い表紙の本だな〜と思って購入したんですが、物語もとっても可愛くて、わくわくしながら読みました。私もこんな可愛い魔法使いになりたいです。
ネタバレになるとまずいかもと思って伏せ字で書きますが、繭子はなぜ◯◯使いなのでしょう?
ビー玉やタロットは出てくるのですが、◯◯を使っているところはなかったような気がして不思議に思いましたので。
よかったら教えて頂けると嬉しいです。(もし、企業秘密(?)だったらすみません;;スルーして下さい。)
これからも素敵な作品を書いていって下さい。応援しています!
投稿: pike | 2010年7月28日 (水) 21時29分
pikeさま
ありがとうございます。
ジャケット買い最高です。今回ジャケット買いしてくれる読者さんが増えてくれるように一生懸命作りました(装幀デザイナーさん、装画さん)
質問の件ですが、魔法という意味でしょうか?(魔術という意味の)
まやかしとしての魔法というのは繭子はちょこちょこ使っています(地下に行くときとか変身してみたり)でも、魔法じたいがまやかしてある、というスタート地点なので、確かで実体のともなう魔法は……
さて繭子はその境地にたどり着けるでしょうか?(まだ読んでない人のために…)
答えになっていますか?(笑
投稿: もかこ | 2010年7月30日 (金) 14時44分
もかこ様
お返事どうもありがとうございます。私が伏せ字過ぎたようですみません;;
◯◯は、隠者さんが言った「東の◯使いへ」(漢字だと一字)のことでした。
でも、「まやかしから実体のともなう魔法に」というお言葉に「なるほど!」と思いました。
今度は、「恋とアイスクリーム」も読んでみたいと思います。
どうもありがとうございました♪
投稿: pike | 2010年7月30日 (金) 19時35分