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2010年6月21日 (月)

「桐島、部活やめるってよ」

やばい、やばい本に出会ってしまった。

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19歳、2009年度の小説すばる新人賞でデビューした、朝井リョウのデビュー作。

本そのものから放たれる光っていうのが確実にあって、手にとったときに「おっ。これはやばいな」っていうのがだいたいわかる。

4歳から本を読んでれば、そういうことを自然にかぎ分けるセンスが培われる。

この「桐島…」は出たときからやばいだろうなって思ってたけど。
まずタイトルがやばいでしょ、どんだけセンスあんだよ、と思いつつ、
買ってなくて。

こないだミッドタウンのTSUTAYAに行ったら、なんとまじょきんが、「桐島」の隣に並んでいたのでこりゃ光栄!!かなり嬉しい!と思って、買ってきたのだけど、、、、、

想像を絶するすばらしさ。

新しい。
フレッシュ。
みずみずしい。
切ない。
あまずっぱい。

新しい。

新しい。

これだけ瑞々しく高校生活を切りとれる彼なら、
今後も20代、30代、歳を重ねるとともに、
リアルで真にせまった、人の心を描き続けることができるだろうな。

こんな19歳がいることに興奮。

ほんとは まじょきん をそのあと読み直す予定してたけど、こんなすげー本に出会ったあとに自分の本とか読む気がまったく失せて、ただひたすら「桐島、部活やめるってよ」の世界に浸る。

※でもって装丁は鈴木成一デザイン事務所だったよ。やっぱりな。目を引く本はたいがい鈴木さんがデザインしてる。

いま、いろいろと感じたこと書いてみたんだけど、
全部消したわ。

読めばわかるから。

ところどころで、あの頃の、壊れそうに尖った気持ちが込み上げてきて、
なんかふいに泣きそうになってしまった、何度も。

泣かせにかかってるシーンなんかないのに。

とにかく。

最高。

かつて学生時代、モテた子もそうでない子も、
自分の容姿を憎んだ子も、なにげにイケテたわあたしって子も、
部活がんばってた子も、そういうのすべてがダセエって思ってた子も、
なんなら途中で辞めたよ、って子も、
きっと誰もあたしのことなんか覚えてないよ、ってくらい地味だった自信がある子も、

15歳から17歳だったことがある人なら、きっと感じれるものがあると思う。

ぜひ読んでみて欲しい。
この本は、読む人を選ばない。

すべての元、少年少女の前に平等の輝きをもたらしてくれる。

朝井リョウ、すげ~~~~~~。

書くってもっと、自由でいいんだな。

自由に書いてるつもりだけど、なんか、そういう気がした。

しかし女視点の章もすごいあるけど、なんでこんなに女ゴコロがわかるの?
19歳男が!(笑
あたしは絶対男性視点は書けないな-、あんな風には。

しかし圧倒的なものに触れたときって、ほんと、やきもちとか、そういう小さな規模の感情がわき上がる余地がなくなるなる。
ただただ、感動に震える。こりゃ10万部なわけだ。

なにげに自慢として、隣同士に並んでいる写真を載せてみる(笑
この時点であたいは完全にファン化した 笑 ↓「一緒に一枚いいですか?」って撮ったツーショットにみえてならない(笑)

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