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2010年3月

2010年3月31日 (水)

ブルーノート!!!

一気にブログ更新しまくりのMeです
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いやあ。先日20日、同居人で妹アメリーコマコさんの彼氏でもあるTommyおじさんことトモがバースデーだったんで3月22日(月)祝日に、ブルーノート行ってきました!!
ロンドンカップルの二人のチョイスはイギリスBBCのホストをつとめる、Jools Hollandと彼の率いるビッグバンド!!!ちほさんに「それ絶対いいよ!」というお墨付きを貰ってのお出かけ。たくさん楽器があるのは12月のニコラ・コンテ以来ですが、

今回はわたしの中でおととし行ったインコグニートを超えました!!
今までで一番よかったといっても過言ではない!!!
やばい!!やばいよ!!
わたしは何度も立ったのですが、意外にみんな立たず、邪魔になるので座るのくり返し…(しかしなぜにみんな立たない?)
アッパーな曲で大興奮、バラードで号泣
すごいことになってしまった。

コーラスの女の子と、大御所の黒人のおばちゃん!!(ねえちほさんこのひとなんて人?)
が何曲か歌ってくれたんだけど、ほんとに泣けた。
歌うことが人生であるような歌手と、音楽がなきゃ死んじゃうようなミュージシャンたち。
そこに在る純度ったらすごいわけで。
こういうひとたちがこうやって音楽してるさまって、もうコトバじゃない!
泣くしかない!

なんかね、テネシーワルツを歌詞もメロディも少し変えた、じゃっかんボサノバっぽいリミックス、イメージとしてはデズリーのYou gatta Beのレゲエリミックスみたいな感じの曲を一曲やったんだけど、黒人の女の子の弦のある歌声とすごく相性がよくて、興奮してしまった。MAYAさんにも聴かせてあげたかった。あのブラックなグルーヴを聴いたらきっと元気がでたと思うよ!

で、シークレットバースデー
ブルーノートって終演後すぐにバースデーしてくれるから、お客さんもライブの延長で、惜しみない拍手!!いいね!
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ブルーノートのよさは、終演後ミュージシャンたちがおもてに出てきてくれたりもすること。
今回はみんな楽屋にいたけど、ウッドベースの人(妹もえが一番気に入ってたスキンヘッドの人)が出てきてくれて、声をかけて、しばし話を…。トモとアメリーさんは、ロンドン話で盛り上がってました。
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左からウッドベースのDave Swift、末妹のもえ、とも、あやめ(アメリさん)

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いや~~かなり興奮の一夜でした。やっぱりブルーノートは楽器編成が多ければ多いほど盛り上がるね!
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そして翌日3月23日(火)
もえと二人で、さおりさんのお店の一周年のお祝いに行きました!!
鉄火炉火 AT 神保町 (このあたり天気悪かった…)

Img_2779 じょぜぴにちなんでスペインのシャンパン。
じょぜぴ(Josep)とはわたしがパリから帰ってきたとき成田で拾った(笑 スペイン人です。
Img_2555 ←じょぜぴat我が家。くわしくは後日ゆっくり(笑

ともかく。

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まあ、こんな感じにお祝い☆
Img_2783 一緒に。

そして。
関係ないフォトですが、
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子猫~~~!!
tae from London。スカイプで~。
なんかたえこさんのフラットのよしもとさんて猫が、いつのまにか4ひきも子猫産んだんだって~。いきなり加えてきたらしい。
1月末に3泊させてもらった懐かしのフラットです。
たえことスカイプしてたら後ろで、ちょこちょこ動いてるのが可愛くて、全然たえこの話きけなかったよ~。
ロンドンのフォト、まじで近日中にUPします。
ヨーロッパ日記、ドイツで終わってるけど、実は終点はわが友Taeとの、ロンドンDaysだったんです!その後じょぜぴが登場するのだ(笑

まあ、そんな感じで。
これはともさん誕生日当日♪我が家にて。
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今月のSURF1ST

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今日発売のSURF1ST、久々に真平カバーデス!今日本屋にいったんだけどなかったから写真真平のブログから借りたよ。
うん、カッコイイネ(←誇らしげ)
 
3月の半ばに真平が帰国して、六本木でお茶をしました(笑
写真撮るの忘れた。
なんだかあまりに、あまりに六本木感がなくてうけました。真平がパイプラインで死にかけたという話を聞いてたから、元気そうな姿を見れてよかったです。真平は年々かっこよくなるね(笑 でも絶対CT撮った方がいいよ!!!自然治癒こわいよ!!!
パイプラインで死にかける、というのがどういう状態が、マジで想像もつきません。

よく考えたら前に真平と会ったの花タンの少し前だから、なんだかんだ一年半ぶりとかだったけど意外に久しぶりな気がせず。
わたしにとって彼が特別な友人であるのは、彼はいつも人の心の真ん中をずばっと見てるからなんだよね。わたしがディスコで黒服をしてるころから、あたしの書いた詩なんかを大切に読んでくれたりしてて、ずっと応援してもらってて、そういう友って大事にしたいなって思うんだよね。

26くらいのときに、なにもかたちにできなくて結果を出せなくて、ほんとにつまづいてたときに真平がくれたメールがあったんだけど、
そのコトバは今も大事にとってあります。わたしより四つも年下だけど、やはり世界規模で活躍するアスリートのポテンシャルはすごいなってそのとき思いました。
もちろん結果は大事だけど、そこにチャージしていく様が人の心を打つのだと信じて、自分は世界に挑んでる。」とかいう感じのことだったんだけど。まあそんな感じで、わたしはもっともっとサーフィンがメジャーになってほしいと思うし、世界でも稀有なビッグウェイバーとして、真平がもっとフォーカスされて欲しいと思う。
だって浅田真央ちゃんレベルの挑戦をしてるわけだからね。

で、今回はどうしても真平に会わなければいけない理由があったのだ!
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じゃん!去年真平がaccoの絵を気に入ってくれてそれを板にしたんだけど、
しかもそれを持ってパプアに行ってくれたという、この子にとって素晴らしい出会いがあったんだけど、リカフリカでaccoがこの子も展示してたから(残念ながらフォトがない…)
その絵をプレゼントしたのだ!accoさん間違いなく真平に渡したよ!
当面この子が真平のガールフレンドだそうで(笑 
喜んでもらえてよかった♪

わたしはパプアで、この板を持ってる真平のDVDを楽しみにしてたんだけど、実はそれはひとつまえのジャーナルの付録らしい。これは絶対ゲットしてaccoに送らなきゃね。

SURF1ST明日買おう…。しかしチューブの中でなんでこんな余裕の佇まいができるのか、謎。

そして、そういえばリカフリカのときに、after partyで、みんなで書初め大会してたフォトを、いま載せちゃおう。
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accoさんとmeの今年の抱負(笑
なんかデタラメだけど気に入った漢字配列「儚遊海亀瞬躍
とaccoさんの「正しく依存」(笑
こんなことしてたらあっという間に夜が更けた@インフォキュリアス
今さらの2010 1 10 の出来事でした。

そういえば真平のDVDのエンディングを歌っているのがMAYAなんだよ!
縁って不思議…。
真平と会った時真平21歳だったもんなあ。あたしも25歳だったし…。
早いっ。そして不思議な縁だっ
つくづく頷きあってしまった、@ニュージーランドカフェ六本木 2010.3.16の出来事でした。

そんな素敵な和歌山の、ちょっとおっちゃん入ってる(喋り方がね。和歌山だから)
けどかっこいいプロサーファー、
堀口真平くんのブログもどうぞ(笑

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ねじリズム終了!

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「ねじらない。」無事終了!

今回の舞台で制作的に収穫になったことはこれ。

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頂いたお花達を千秋楽の日に小さなブーケにして配った!
右はわたしが作ったアレンジメント。なかなかよくない?
どう?みほさん。見てますか?このブログ(笑

いっつも千秋楽には捨てちゃう花をかわいそうだなって思ってたの。
落っこちた小さな花の救済活動で受付の紙コップ花瓶にはいつしか花がいっぱい。

いやー。でもこうすればもったいなくないんだな。
ぜひとも次回からは可愛いリボンとか用意してそうしよう。
みんなもらってくれてあっという間にはけた。
わたしはカラーの花が大好きで。手のかからない植物や動物が好きなの。自分が手のかかる女だからでしょうか?
カラーだけ5本持って帰りました

打ち上げでけっこう日本酒飲んだのに全然酔わなかったな。

ねじらない。

いい芝居だったし、カンパニーがよかったと思います。

怒涛の次の日くらいオフにすればよかったのに、深夜から西麻布ティティヘルプへ。

疲れたけど、やっぱ音のあるBarに立つと落ち着く。
レディガガとかエイミーワインハウスとか、マイケルとか、Black eyed peasとかかけまくって。オリアンティさんがヒットでした。This is itのギターの女の人。歌も上手いし可愛いし、
ギタリストだからカッコイイ。てな感じで、朝帰宅し、爆睡。

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いろいろ(3月13日のこと)

まず、妹の友人ジェニーのお兄さん辛島デイビットさんが、講談社の文学賞を受賞したとのことでお祝いパーティに行ってきました。
Img_2707 これがその本!
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受付はこんな感じ。
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サインするデイビット氏。
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中はかなり大盛況!!
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↑ジェニー(左)
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著書をかえっこしてみたり(笑
驚いたのが、デイビットの奥さんの弟の後輩が、なんと、今年のエンタメ大賞のコタツこと小島達矢だったというからなんだ世の中って狭い…!
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tommyおじさん(妹彼であり同居人)と妹。仲良しロンドンカップル。

実はここに来る前にCharaのライブいってたのだが渋谷→六本木と移動し、妹たちを置いて、わたしは銀座へ。
なぜかというと四年間働いてたClub GeniusTokyoの総支配人のバースデーだったんんです。
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じゃじゃん!変わらない週末の景色(笑
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なんか一気にブログが夜っぽくなるなあ(笑 ここで365日中確実に300日は過ごしていたのだ。しかも四年も!)
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こうやってみるとさおりさんもギャルですね…(笑 なんか風船もってるように見えるよ。
さおりさんは神保町で大きなお店を取り仕切っています。そして劇団モカティーナ夫人の一員でもあるという…。
鉄火炉火(てつびろび)先週一周年でしたね。
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混んでいたので、そして総支配人がかなりもう飲まされていたので、早めに出て、
ボエムでご飯を食べました。
いや~ここで働いていたんだなあ。
いまとなってはあの濃いジニアス時代より、六本木オールウェイズのが長くなったわけで、
間に27DestinyというClubで働いてたこともあり、バニーをしてたこともあり、西麻布のラウンジにいたこともあり、銀座のクラブにいたこともあり…。昨日ティティで会ったお客さんに言われたとおり、
夜長いっすね
確かに。
でも、そういうところを通って、ARTに戻ってこれたこと、すごく意味を感じるから、
こんな面もあるのだと、Clubフォト☆でした。

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2010年3月28日 (日)

ねじリズム旗揚げ公演

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ねじリズム旗揚げ公演「ねじらない。」始まりました(っても2日前…)

ああ。なんで制作の仕事ってこんなに忙殺されるんだろう

今回、友人、石川伸一郎くん主宰の劇団の旗揚げに制作として入ってます。
ちゃんとギャラ頂いてるのデス。

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張り紙。↑
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あたし小劇場のこの入り口の雰囲気って大好き。
ドキドキするんだよね。
ああ。芝居が始まる!みたいな(笑
なんでしょう。劇場の匂いって落ち着く。
制作手伝いにきてくれた麻衣が着いた時に、
ああ。劇場の匂いがする」って言ったの。
そういう感覚もってる子って大好き。花よりタンゴのときも制作として手伝ってくれました。
それ以来ときどきこうやって呼んできてもらってます。
だって素敵な仕事をするんだもん。

いやあ、制作の仕事ってギャラもらっても大変なわけで、それでも劇場にこうしていて、芝居に関ってしまうあたしって、ほんと芝居が好きなんだろうなあ。
永遠の片想いを、ずっとするのよ。ふりむいてくれなくても、イイ!(笑

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あ。めんたろう(石川伸一郎)あてに花が!そうそう、驚くべき、めっちゃいい役で、
めんたろうサン昼ドラでます!クレジットが安達祐美、鳥羽潤の次です(笑
そのスタッフさんたちから花が。
4月5日から始まるよ。毎日忙しくなるな録画。
わたしは彼を俳優として天才だと思ってるので、嬉しい限り。
でもね、めんサンはあたしはやっぱり映画に出て欲しいのだ。
って舞台の告知だよねこの日記。

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芝居の冒頭はこんな感じ。
あたしはこの舞台大好きデス。プロになってから(一応モノカキとして)
「賛否両論万歳!」という考えが強くなってきたんだけど、つまり、物って一人で作ってるわけじゃないから、なかなか好き勝手ってできないじゃない?
マツコデラックスが「最近見ない好き勝手やってる番組だから」ってしゃべくり007のこと言ってたけど、わたしてきには「ねじリズム」ってそんな感じなのね。
好き勝手やってるって媚びてなくてカッコイイよ。

めんたろうってイケメンだけど変態だから、そのスーパー変わっててシュールな世界を、惜しげもなくさらしてるかんじ(しかも男5人で…)が、すでにイイ!みたいなことになってる。
ずっと続けてほしいな。
そうそう旗揚げのまえに THE EQUINOXって芝居をしたのだけど、あたしも出てたの。漫画家の役で。宛書きしてもらったのに「おまえなんなのそれ?」って芝居して身内からすんごいクレームきたけど(そんなにひどかったかしら?笑)あのころから彼のもつ独特の世界ってあるんだよね。そういうのって大事にしたいよね。

今回は5人の役者のクオリティ?ポテンシャル?ともかくレベルが高くて、
華があってナチュラルでセンスが良くて、しかも芝居のことよくわかってる、あたしが一番ハマるタイプの役者ばっかりで、そのことがほんとにこの脚本をここまで持ち上げてくれたと思うよ、よかったねメンタロウ!そうじゃなかったらきびしかったかも。難しい台本だから。
演出にとって巡り会いがすべてだよね!
あたしにとっての演劇は、熊田千穂という役者であり歌手がいないともうなにも話にならないみたいに、串田さんに吉田日出子が必要みたいに、石川伸一郎という作家には、この役者陣が欠かせないんだろうなと思うよ。
そういうオンリーなものができてる段階で成功じゃないかと思うのだけど。

すんごいシュールだから、シュールなくすっと笑いが大好きな、
首かしげていつもナナメに世界を見てる人たちは、中野へGO!
きっとそんなものを見せてくれるハズ♪

あー眠たくなってきたので誤字脱字許してね。

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上演中にパチリ。けんたと。あたしの小学校のときの担任の先生の子供、の友だちデス。
今月上京したての18歳です。家とか一緒に探したんだよ。
そしてちほの家から徒歩2ふんのところに決まった…(笑
今回、ちらっと出演もします!

サイドバナーからねじリズムにとべるようになってます!

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2010年3月24日 (水)

美しき世界(Brilliant World)

美しき(Brilliant )     詞:中島桃果子


One day I just Walking in the green park,
Underneath an apple tree (
It old and Beautiful...)
A  Coulpe  of  tiny  tiny  Blue  Birds talking  each  peeche chee!

You  said (ムカシネ)There is no color in the world 
when you are not (here)” 
But
Now I,I can feel the world brilliant
After you have left.

I wonder why this world brilliant
Why this apple so red (
and also birds so blue...)

U are(
were) All All mistake,(you did everything so wrong)
I can see the most shiny world specially I hurt.

I can feel, This world so Brilliant
now I, After I lost you.

Only the Brilliant World and I are,(on this )Planet,
It is not there you.

ある日 あたしは公園のりんごの木の下をてくてく歩いてた。
(古いけどきれいなりんごの木)
小さな小鳥の夫婦がピチチピチチ♪おしゃべりしてた。

君がいなかったら世界には色がないよ
あなたは昔そう言ったね。
でも わたしは 今 輝いている世界を感じているよ、
あなたが去ってしまった後も。

どうしてかしらと思うの。
どうして世界はこんなに輝かしくて、どうしてりんごはこんなに赤いの?

あなたは、そうよ、すっかり間違っていたのよなにもかも。
(そしてまちがったことばかりしたのね…)

わたしには色どり輝く世界がちゃんと見える、傷ついているときこそ。

この世界が輝いていることを感じることができるわ、
こうやってあなたを失ってしまっても。

この惑星の上に、わたしと輝く世界だけがいて、

そこにあなたははいなくて。

     

     

   

☆ある歌姫とピアノ弾きに捧ぐ詞(コトバ)

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2010年3月22日 (月)

ツボな写真

こんなところに載せたのばれたら殺されますが、あまりにおもしろいので。

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「タイタニック」をアグレッシブにイメージ(ちょうど風がやんでしまった…)
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ショーヤンクの空に」をイメージ

わたし的に、ツボです。

みんな、本人に絶対言わないで!(笑

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2010年3月21日 (日)

どこでもドア

サイドバナーに どこでもドアというコンテンツを追加しました。

ああ。もっと早くこの機能を知っていれば…(涙)

クラムボンとだって、随時読んでもらうことができたのに…。
ARTISTIC PANTIEへのリンクだってさ…。 

ああ。来週終わってしまうじゃん。最終回なんだよ、クラムボンと猫。
そうそうARTISTIC PANTIEのトップに、リカフリカレセプションの写真UPしました。
サイドバナーから飛べます!どこでもドアです!

そして「なるほどなるほど…」といじること数時間、かなり充実のサイドバナーになったとは思いませんか?サイドバナーから昔書いた詩のようなものや、公にはしてない短編とか読んでもらったりできるよね。今後、もっと充実させる予定デス!
しかし今ARTISTIC PANTIEの自分のページ見てたら好きなARTにCharaが入ってない!なんでだろう。そばにありすぎて忘れてた??みづゑ氏に頼んで追加マストだね!
実際書いてないけど好きなものもあふれてるなあ。きよしろうとか、マイケルとか…。
コールドプレイとか、いろいろ。

桃井かをりサンとか。大好き。でも書き忘れてる。

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さて。この集うメンズだちはなんでしょう?
秘密を知りたい人はこちら 
http://ameblo.jp/nejirism/

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2010年3月19日 (金)

Chara~~~~♪♪

♪ア・リ・が!!!

演出過多に 私小説家!!!

切実な・・・誠実家!

ア・リ・は・・・・アリですか??(順不同)

Photo
Carol

どうも。演出過多な小説家のモカコです(笑

実は!CHARAのライヴ二回も行ったんだよ~~♪

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2月14日(日)
なんばHatchにて。
妹2人と。みいきさん(妹・写真左)はもう何度もCharaのライブ行ってます。
大阪のが絶対盛り上がるで!」とのことで新幹線代払っても行く!みたいなこと~。

Charaはわたしがもうずっとずっと聴いてきている歌手の一人です。

でも、
マドリガルが出てたころから、自分の人生にいきづまってしまい、
日々の奮闘におわれて、新しい自分を見つけたくて新しい音楽、新しいARTを追いかけるのに必死で、家族であるとか、今まで愛してきたこととか、親友さえも、目をつぶって引き出しの奥にしまっていた数年。
だから、UNION HONRY 夜明け前 はあまりタイムリーに聴いていませんでした。

なんかそういう時期だったんだね。あまりにも大事なものに包まれたら泣いてしまって前に進めない、みたいな。それほどにわたしをとりまく環境は厳しくて、崖は切り立ってた。

JUDY&MARYも全然聴いてなかったし。
その頃ちほはちほで吉田日出子さんを禁じていたのだからまあ、親友って似たことするのね(笑

そんなわたしにゆとりが出たのはやっぱり小説家になって蝶番が出てからでしょうか。
ずっと行きたかったフジロックにCharaとオアシスを見に行って、
Tiny Tiny Tinyを聴いて号泣してしまった。
その理由は、コチラ(フジロック日記)

そしてまたCharaを解禁(解禁てなんだ 笑)して、CAROLを持ってヨーロッパに行きました。

ああ。Chara~~~

CHAROLはパリの街や飛行機で聴いていたので、あのときのなんともいえない浮遊感、時間が止まったような感じが、一気に甦ってきたよ。

ともかくライブは素晴らしかった!
可愛いというより生き方がかっこよすぎるわ。
わたしは可愛い人と言われたい」をちょっとだけ歌ってくれた。
上京した年に、慣れないワンルームですりきれるまで聴いたのがアルバムJunior Sweetで、わたしはミルクのアルバムって言ってるんだけど、なんかその頃の夢や冒険が一気に押し寄せてくるので、このアルバムの曲はわたしにはやばい。

最後に
CharaがTiny Tiny Tinyを歌ってくれたんだけど、途中で歌えなくなったから、
あたしとみいきで必死で歌ったんだよ
♪疲れちゃったらゆっくり、ばかなことにもつきあって。そしてたまには 怒ってもいいよ 可愛がってよ
でもさ、この時点であたしとみいきさん泣きすぎて、すんごい低い声で、なにいってるかわからんかんじの合唱になってしまった。
末妹のもえ氏がちびっこなんで、HatchのつくりだとCharaが全然見えなかったらしくてかわいそうだった。

で。

ど~~~しても もっかい行きたくなってCC Lemonホールのチケットをとる。
なぜかというと、CAROLは聴けば聴くほどいいので、
聴けば聴くほど深いところまでいけるので、「もう一回生で聴きたい!」ってなっちゃうの。
で、今回、歌手のMAYAさんと一緒に来たよ!
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3月13日(土) CC Lemonホールの座席がすごく邪魔…。スタンドでいいよ~。

この日はCharaの担任のせんせが来てた。ああ、ちゃらって名前つけたひとかな?って思ってたらそうだった。場内それに沸く(笑

アルバムを聴きこむと、だんだん最初とは違う曲が好きになっていって、
最初は”片想い”と”ひこうき雲”がいいなあって思ってたんだけど、
今回の目当ては ♪ミスターロンリー ♪Gift  ♪エレガンス

この3曲はやばい。ミスターロンリーで、Charaが、(わたしの想いだけ暴走して肥大化したくない…肥大化したくない…)
だけど簡単じゃない
って叫ぶところ、何回聴いても泣けます。

だって簡単じゃないんだ。

頭で思ってることと、心の折り合い。
簡単じゃないよ。

あと、亀田さんが一緒に作った I miss you もすばらしいね。
(亀田さんて東京事変のギターの人だよ、みんな知ってるかな?)

まあ、そんなこんなで、いい意味で完全にうちのめされた夜です。

CHARA ~!

それからYUKIちゃんのアルバムを買った。
人って聴く音楽に時期あるでしょ。YUKIになってからのYUKIちゃんのサウンドにあまりなじめずにいたんだけど、CAROLを聴きこんでから、YUKIのベスト聴くと(持ってるあたり…)
「やっぱりいいなあ」ってなって、今の新しいアルバムも買ったんだけど、これがまた素晴らしいのよ。錆びないアーティストでいつづけるってすごいなあ。

Mステに久しぶりに出たYUKIちゃんを見て、音が鳴った瞬間に世界にはいって、
スケールの大きなパフォーマンスをして歌うYUKIちゃんを見て、やっぱりこうでないとと思いました。昔からよく「世界に入るよね」(笑)ってばかにされてきたけど、
「世界に入る」ってめちゃくちゃカッコイイじゃないか!

「世界ニハイル」

こうすると言葉もかっこいいな(笑

CHARAとYUKIちゃん。

いつまでもあたしを照らす太陽でいてよ。

ああ。

興奮しすぎてうまく書けない。
演出過多に、あたし小説家なのに。

Yuki
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2010年3月15日 (月)

上海バンスキング千秋楽

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2010年3月14日、幻のように渋谷に現われた、セントルイスのジャズメン達が、歌い、笑い、冒険と涙を振りまいて、風のように去っていってしまいました。

わたしはこの3週間と少しの間のできごとをきっと一生忘れないと思います。
バクマツやシローやまどかさんが、目の前に現れたこの20日あまりの出来事を。

この舞台をわたしは5回、ちほは7回観たわけですが、上演中なんども思わず口にした言葉は、

魔法みたい…」

でした。

だって、絶対に叶わないはずの願いごとが叶うって魔法みたいでしょ。
たとえば十年前に亡くなった勝部のおじいちゃんにもういちど会いたい、とか。
誰もが幸せでいられる地球にしてください。とか。
マイケルにもう一度歌ってほしい、とか。きよしろうに会いたいとか。

でも多分去年までは、このリストの中に、
上海バンスキングを生で観たい
が入ってたの。絶対叶わないって思ってるけど諦められなくて、どうしても願ってしまう願いごとの一つに。
だから魔法みたいだったんだ。

目の前でデコさんが歌ってる。

バクマツがラッパを吹いて、ラリーさんが現われて、リリーがいる。
信じられなくて何度も劇場に行った。

芝居をしてると、今まで当たり前に思ってたシーンがちょっとしたことで全然違うあたらしいシーンになることがあるんだけど、昨日ね、まどかさんが、
この町には、人間を不幸にする夢が多すぎるんだわ
って言うせりふで泣いてしまったの。(いつもは泣かない)
それを見たバクマツが、いっぱいおどけてまどかさんを笑わせるんだ。
もとはと言えばバクマツの「日本に帰ったら?」がいつもよりすごく優しかったからまどかは泣いてしまったんだけどね。

今までこのシーンは、そんな風に見えなかったけど、(ほら、ケンカの流れで「帰ったら?」ってくだりに突入してくので)、
はじめてほんとうに心で、
まどかはシローを待ってるんだ」と思って、このシーンのバクマツのテンションは、まどかへの優しさなんだってわかって、その前のケンカのくだりですら温かく感じて、
「ああ、ここってこういうシーンなんだ」って思ったの。

だからそのあとの「バクマツがいなくなったらシローも帰ってこないだろうし」
って言葉が凄く胸にささったのよ。

芝居ってすごいなあって思います。30年やりつつげてもこうして新しいシーン、新しい心の動きが生まれていく。
弘田が蟹缶もってくるシーンも大好き。すごくまどかが好きなことがわかる。
いやあ、誰もいないかと思った」っていう最初のセリフからもう温かいんだ。
だって人間て複雑な生き物だもの。悪者といい者なんてほんとはいないでしょ。角度の問題だから。
弘田を小日向さんが演じる意味ってすごくあるなあって思います。

正直千秋楽のチケットがとれたのは奇跡で、いまでもよく取れたなあと思います。
少々値は、はったけど(オークションだった)それでもあの金額で落とせたのは奇跡。
「いまここで観てることも奇跡なんだって思いました」
そしてそんな奇跡がたくさん繋がった3週間でした。

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この熱気!お客さんたちがクラッカー鳴らして串田さんたちを迎えて、なんて素敵だ!と思ったよ。
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みんなこの笑顔です
すばらしい!!
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撮影しているちほを撮る。
この人は今日本にいる30代女子のなかではベストオブ、「上海バンスキングを愛している人」でしょう(笑 

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終演後ロビーにて。この日は二人で行ったので、思う存分、居残り。
このロビーでたくさんの人と会いました。
車椅子のおじさんと多分その奥さん。3日の送り出しのときに一度見かけてて、
写真をとってあげることになりつつ「3日もいらっしゃってましたよね?」って声かけたら、
そうなの!」となり、なんと今日はチケットとれなかったから送り出しだけに来たんだって。
そしてもちろん六本木の自由劇場から通ってるんだって!すごい!

あとはちほさんのブログから繋がった、上海バンスキング大ファンで、自由劇場のファンクラブの方。解散して13年?ずっとHPもそのままにしてたんだって。そしてなんとちほのライブにもいらしてくださったそう。
あとは花タンにも来てくださったダイアモンドクラブの宮本さん。
六本木の劇場で上海バンスキング行ったとき、最前列で足踏まれたんだから!」
って得意げ(笑

そういえばもう一つ嬉しいことがあって、上海バンスキングの音楽を監修している瀬川さん(入場時流れてるレコードは全部瀬川さんの)、ちほに「ウェルカム上海を歌いなさい」って言ってくれた瀬川さんのはからいでこんなチラシが!

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なんだこれ~!!瀬川さんの監修で!このミュージシャンで!
ちほが歌う!?ちほってあたしの友だちだよね?
わたしこのチラシみたとき感動のあまり泣いてしまいました。
だってさ13年前に上海バンスキングの魅力にとりつかれたひとりの女の子が、
ここまで上海バンスキングに近づくことができるなんて。
♪ああ、夢が 多すぎる。
ほんとうに冒険もまた、熱い涙です!

そういや友人田中麻衣子の演出「罪と罰」に出てて、わたしとちほが惚れたすてきな役者の男の子がいて、その子松本の蕎麦屋の息子なんだけど、なんと今回の上海バンスキングに出てたの!あたしとちほと、なんだか自分ごとのように「やっぱりね
とかって鼻高々になっちゃった。セントルイスでバクマツに、将校からのリクエストを持ってきたのがその男の子です。すてきな役者さんなんだ。

そして手土産ができたわたしたちは楽屋へ~~~。
幕が開くまでは楽屋にいけるはずもないわたしたちでしたがこの3週間にいろんなことがあって(詳しくはこのブログをさかのぼってください!!)
今回は誰かのお供でもなく二人で楽屋へ。
本当は、ばらしたパネルのかけらでもいいし、笹の葉一枚でもいいので、舞台に置いてあった何かを頂いてお守りにしたかったんだけど、千秋楽→ばらし で串田さんもばたばたするであろうので、言い出せず写真を一枚一緒に撮って頂きました。
ちほはチラシを串田さんにわたしました。
それにしても二人とも頑張ってるな
10年越しに串田さんから頂いた言葉。

どうしてそんなつまらない芝居しかできないんだ?」と言われたあのときから十年ぶりのリベンジです(笑

役者で食って生きたいと思い上京して上海バンスキングに出会い、
上海バンスキングの背中を追いかけてここまで頑張り、
あたしたちようやくプロの作家と歌手になりました。

そして今度は「何をこれから表現していくのか。何を冒険するのか
問いかける毎日の中で、また新しい上海バンスキングに出会い、
また大学一年生のあのときに戻ったみたいです。
あたしたちほんとにまだひよっこだ。だから冒険していいんだ。夢をもって
そう思わせてくれたこと。

あと、あのお客さんたちの笑顔。
わたしとちほはこの二週間で、劇場であっただけの知らない人とどれだけ抱き合っただろう。

「デコさん可愛いね」「シローもカッコイイネ」「上海バンスキング最高!」
「おかえり上海バンスキング!」「バクマツ~!」


こんな言葉を交わして、その場で抱き合うことができた。
こんな演劇を、久しくみてなかった気がするんだ。
3回も4回も劇場に人が足を運ぶような芝居を。

そう、そんなものを、作っていきたいんだよ。
そこにそのひとたちが居るだけで、お芝居になってしまうような。
そんなものを。

♪あのときあなた来てました、ラストナイト
 だから声かけてあげましょね


30年経った今、「あのとききてたあなた」が客席には溢れて。
この歌詞が本当の輝きを放ってた。

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自由劇場のみなさん、夢と愛をありがとう。
一生忘れません。

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2010年3月11日 (木)

上海バンスキング!(4回目!!)

日記書きすぎですが。
上海バンスキング4回目にして、前の方の席で見ることができたのだ!!
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このチケットはある方にお譲りいただいたチケットです。
当日松涛郵便局の書留で送っていただきました。
「中島桃果子」はペンネームなのに、本名の印鑑とパスポート
で引き取り…できるわけがないではないか!?(汗!)
そのことをすっかりわすれていたわたし。どなたにどの名前で認識されてるかわからなくなってしまうから最近は「中島桃果子」を主に使うようにしてたのだ。

でもその日ちょうど出かけに祥伝社から私宛に来たJuneの掲載誌を封筒ごと持ってたので、涙ながらに「中島桃果子=この本名なんです…そしてもう開演するんです
なんとか証明して、チケットゲット!
この貴重なチケットをお譲りくださいましたMさん心からありがとうございます。
この日のことは一生忘れないだろうな。

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初めて前で見る上海バンスキング…。
わたしとちほはきっと13年間の間かたときも上海バンスキングを忘れないでいたのに、なぜかちほもあたしも一階の後ろとか立ち見とかになってしまって、ちょっと悔しい思いをしていたのだ!
前で見ていると、お客さんに紛れて笹野さんが登場するシーンも見えたし、何より細かな役者の芝居してるときの顔なんて見えちゃって、さらに興奮!!!

この日、デコさんが弘田(小日向さん)が逃げるとき、お金じゃなくてパスポートを渡しちゃうハプニングがあったの。そして「あ」みたいな感じでお金も渡すのだけど、弘田が「!」となったあと、パスポートだけそっと階段に置いていくのよ(これなかったら、まどかさん10年も上海いられなくなるものね)
そのやりとりが、本当に役者としてではなく、警察に追われている危機下でのまどかと弘田のリアルなやりとりに見えて、なんだか得した気分だったな。

自由劇場のみんなは、ほんとうに、どんなハプニングにも、それぞれの役として対応してて、だからこそハプニングが起きるたびに、上海バンスキングの世界の色が逆に濃くなるような気がするのですね。まどかさんが拳銃をどっかにやってしまったときは、わたしは次にすごく大事なシーンが控えているのを知っていたのでちょっとドギマギしたのですが、それこそ、「弘田くんから預かったのに拳銃がない!!」というリアルなまどかのあせりに感じたのです。そういうときのデコさんて素晴らしくって、次の「ばかみたい」っていうときのセリフとかが、そういうあせった自分をふくめての「ばかみたい」になってて、
ほんとうにこのひとは天才なんだと思わずには居られず…

ああ、なんかこういうことをうんちくいうつもりじゃないのに、4回目ともなると、そういう細かいところにいちいち感動してしまってさ。マニアックな感想になってしまいます。
ともかくこの日は串田さんが”ダイナ”のくだりで、ちほに気がついて、そのそばでちほに向かって演奏してるのを見て号泣したり、送り出しのときに、「キャーキャー」言ってるわたしを見つけてその真似をしてくれたり(笑
ああ、串田さん、大学時代はわたしとちほのことを「今だけ追っかけ」のように思っていたと思うけど、13年後、こうやって足しげく劇場に現われる、そしてどうもいい席がとれていないようで舞台からは発見できない、なのに送り出しになるとかぶりつきで待ち構えているわたしたちを、「ほんとに上海バンスキングを好きでいてくれたんだね」ってやっと思ってもらえたようデス(笑

ああ。感動の嵐だ!
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最後の方は涙で景色がにじんでよく見えない。
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2010年3月10日 (水)

JUNE vo.3発売!!

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パリに出発する日の朝に書き終えた原稿、JUNE vo.3
"クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ"
が発売されました!

おなじみFeel Love(祥伝社)に掲載されています!

今回の短編、わたしはとっても気に入ってます。

JUNEという物語の中には切々とした感じや、危うい感じや、
痛々しい感じがあります。
それを苦手と思うひともいるだろうなあと思いながら、
わたしの20代の結晶といえるこの作品を大事に書いているのですが、

今回はドイツ生まれのピアノが主役で、少しほっこりするような感じ。
ホイリッヒっていうピアノです。
奴のひとりぼやきを聞いてあげてください。

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こないだね、情熱大陸である世界的な作曲家さんを特集してたのだけど彼は、ロンドンの道端で売ってた2万円のピアノを使ってるの。
弦はゆるゆるで、音が出ない鍵盤もあって、それを直しながら使ってるの。そんな彼が素敵だったけど。
思わずホイリッヒかなって思っちゃいました。

※写真はロンドンのカムデンにて。こういうところで買ったのかなあ?


あとひとつお知らせ。

魔女と金魚の発売日が4月から6月にずれこみそうです。
それはなぜかというと、来週あがってくるゲラを、帯に言葉くださる作家さんや評論家さんに渡すのだけど、じっくり読んでいただく時間を考えた上でのことです。
帯をお願いする方々も「ひょっぴかぴか(新しい)」ってくらい素敵な方たちですが、
まだ名前は秘密(まだ引き受けてもらってないから)

壺井さんに「CHARAさんにお願いできませんか?」
と詰め寄り、困らせてしまいました。

わたしの中で魔女と金魚って、舞台のイメージで、
客入れ音楽はCHARAの感じだから。
「わたしのかわいい手」
が、すごくイメージだったの。

昔 江國さんが書いたデュークって短編を読んでCHARAが「Duca」を作ったって、みんな知ってた?
こないだライヴでちょっと歌ってたんだよ!

まあ叶わない夢も口にだしていくことでね、なにか始まるからね。
ああ。夢が多すぎる。
って昨日もデコさん歌ってたけど。
ほんとにそう。

なのでみなさん、もう少しお待ちください!!
4月10日は文庫本でますからそちらを先によろしくお願いします!!(笑

明日はCharaのライブ!!!2回目!!!

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MAYAライヴ♪

2010.2.28(Sun)に渋谷で行われたMAYAのライブの様子♪
※ちょっとローディングに時間かかるかも。

今回本格的にNOROさんという作曲家が加わって、新曲も増えての初ライヴ!
(正確には初ではナイが…)
4曲新曲を歌ってくれました♪

反応はさまざまだったらしいのだが、
あたしはすっごいいい!!!と思いました。

華やかな容姿の歌手なんで、もっと派手な歌も歌ったらいいのにと思っていたので、
華やかでバリエーションに富んだ今回のライヴ、すごく冒険してていいと思いました。
わたしはMAYAはやっぱりトラックよりもバンドで歌ってるほうが好きだな。
NOROさんの作曲センスが光ってます。
ベイサイドラブも最初聴いたときよりかなりいい感じに仕上がってた!
(この動画 ベイサイドラブです。サビに入ると終わっちゃうけど…)


MAYAはもともと濃いファンがたくさんいる歌手なので、今回のライブ、
「いままでのMAYAじゃない」
みたいなのもあったみたいで、MAYAも悩んだりあったみたいなんだけど、
賛否両論に分かれるものを作りはじめた段階で、一歩前に進んだのではないかなって思います。だって、いいものって必ず意見が分かれるでしょう。
大好きっていう人と「えー」って嫌う人がいて、
その中で、ひとつでも、一致して認められる作品があったらそれでいいんじゃないかなと思う。だからこれは前進なのだよMAYA!!!冒険心をもって、突き進んでいけばいいんじゃないかな。

わたしはこのライブ、ほんとにいいと思いました!

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MAYA♪

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NOROさん。作曲家&プロデューサーです。
ライブには鍵盤で参加。
実はわたしはNOROさんのCDの帯を書かせて頂いてマス。

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彼ら最高!CHARAのライヴのバックミュージシャンみたい♪
音楽が好きでMAYAのことが好きで、そういうライブって温かくてイイ。

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場内。
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MAYA&MOCA

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MAYAブログ(雨の日と月曜日は)はこちら→http://singermaya.exblog.jp/
毎週月曜に更新されています。

音楽が出来る人って羨ましいなあ。
グルーヴの中で、自分の音をつむぎだせるって、ほんとうらやましい。

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2010年3月 8日 (月)

物語であるとか、芝居であるとか(上海バンスキング)

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上海バンスキングの中で一番好きなセリフを、役者さんがそれぞれパンフレットに載せています。

わたしが一番好きな言葉は、まどかさんの

針が… すりへっちゃう

という言葉です。
この言葉を書いた斉藤憐さんて、凄いなって思います。
「針がすりへる」って単に、そういう意味ではなくて、色んな含みを意味しつつ、
当時の蓄音機は一曲ごとに針を変えなくてはいけなかったその時代をもあらわしてるのですけど、ほらこの時点でこの言葉の凄さをまったくもって形容できない。

物書きのはしくれとして自分が思うのは、
ある種の空気や匂いのようなものを言葉に閉じ込めようとすればするほど、言葉ほど無力で意味をなさないものはないなあということなんです。ことばほど頼りないものはないのに、言葉に頼りつつも、いかに人は言葉を裏切って生きているのかってことを痛感します。
あたしたちもうダメかも」と言いたいときに、「昨日あのカセットデッキが壊れたのよ」と言ったり、誰かの愛を伝えたいときに「今年は庭の桜、早く咲いたね」とか言ったりして。

だからこそ言葉はとても危険で、むつかしいなって思います。

作家になってから大切にしていることがひとつだけあります。
それは、言葉のもついびつさや自然さを残すということ。

編集者が優秀であればあるほど、言葉は整理され、洗練されてしまいます。
長くて読みにくい言葉は二行に分けるように提案されるし、重複して同じ形容詞があるときもひとつ消すようにペン入れされます。
そんな中で、わたしはそれでも人が興奮したときに、
なんかさ、なんかすごくて、それで、なんか、すごいんだよ
とか言ってしまう感じを大事にしたいなあって思うのです。
そういう、いびつなところに潜む人間ぽさを大事にしたいんです。
だから上手くて洗練されたブロードウェイより、ぐたぐただけと人間がやってるなあって思うムーランルージュの方が好きなんです。

そんなことなので、達筆な作家さんに慣れ親しんでいる読者の人は、わたしの作品を、
へったくそな作家だなあ、素人みたいな筆の運びじゃん。よくこんなので本書いてるな
と思うかもしれない。でも、そう思われても守りたい「いびつな美」があるんです。

なんでこんなことを書いたかっていうと、2010年上海バンスキングもそういうことなんじゃないかなあって思うんです。
もちろんあたしが大事にしてることと串田さんが大事にしてることが同じというよりか、
漠然と自分が大切にしたいなと思ってることを、大手を振ってやっている人が串田さんだったから、ずっと背中を追いかけてこられたのかもしれないけど、ともかく、吉田日出子さんの書いた「女優になりたい」という本の中で、みんなが去った自由劇場に一人ぼっちで残って芝居を続けたサム(串田さん)が、最初に戻ってきたデコ(吉田さん)に言った言葉がとても印象的でここに引用させて頂きます。パンフレットの串田さんぽく語らせてもらうなら、ここで串田さんが言っていることが、どうやらわたしがずっと追いもとめている、物語であるとか芝居であるとかの、そのものな気がするのです。

たとえばチンドン屋がチンチンチャンチャンやってるあいだ、かれの白塗りの顔がおもしろく見えてるだろ? だけど休憩時間になって、木陰に太鼓や楽器を下ろして休んでいるときは、首の周りのドーランを塗っていない肌がやけに目だって、さっき面白かった顔がえらくこわく見える。ぼくがやりたい芝居っていうのは、そういう芝居なんだよ。そんな感じの芝居をつくりたいんだよ”女優になりたい”より抜粋

わたしがパリで見てきて「これだ」と思った、やけに心の奥にストンと落ちた、ムーランルージュのレビューや、テルトル市場の画家のうさんくささや、ラパン・アジルの人たちが奏でた音楽も、紐解けばどうやら、そんなことのような気がするのでした。

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2010年3月 7日 (日)

上海バンスキング!!!(三回目!!)

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いやね、この前の日記で、「送り出し」のこと書きそびれたんだけど、
あたしとちほは、歯軋りして悔しがった、見れなかった「送り出し」
を、13年越しで見ることが出来たのです!
ナンバーは「リンゴの木の下で」と「ウェルカム上海♪」
もうディズニーランドのパレードばりに並んでさ。カーテンコール終わったら速攻移動。

そうそうこの日ね、チケットがブッキングしてしまって(あたしとちほで、管理できないくらいチケット取ったのよ、取れないより多いほうがいいかと思って。そしたら売りすぎて一枚足りなかったの)
それでとっさにちほが一枚立ち見を買って、あたしと千穂で、休憩で交代して、半分立ち見、半分S席で観たの。
でも、立ち見で少し遠く観る上海バンスキングは、隣にももちろん人はいるんだけど、座席としての密集がないことで逆に、こみ上げるものがあって、ポロポロポロポロ泣いてしまった。

それから。

秋川リサさんて女優さん知ってる?」
ちほがそう聞いて来たのは、それでも最近のことだよねえ。
秋川さんは時代を風靡したモデルさんであり女優さんです。
失礼ながらわたしは存じ上げなかった…
なんでこういうことになったかというと、ちほが歌ってる幡ヶ谷のMiu Barで知り合ったのだそう。それで上海バンスキングの再演の話になったら、
わたし自由劇場に五年いたのよ
ってことになったのだそうです。”もっと泣いてよフラッパー”に出てたんだって。

わたくし楽屋に再び行けるなど思ってもみなくて(ゲネのときだって棚からぼたもち…)
秋川さんに「あたしみんなに会いに行くけど~(来る~?)」と言われて、
!!!!!って感じでした。

それでこのような運びに。

秋川さんと自由劇場のメンバーには、同じ時代を共に戦った、ある種の感覚が流れてて。それってほんとうに一緒に何かをつくったもの同士だけが共有できるもんなんだよね。
例えばPu-Pu-Juiceとか、あたしも観に行ってはえらそうに批評してるけど、
やっぱりロビーでみんなの顔みたときに通じるなにかはあるんだな。
”価値観違う”とか言いつつ、彼らがやるたびに少しずつ大きな劇場でやってるのはすごく嬉しかったり。

串田さんは秋川さんを嬉しそうにHUGしてたね。

そして!!!

ちほは吉田日出子さんとツーショット撮りました。
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この写真撮ったの、あたしなんだけどね、フレームの中で、ふたりの空気が溶け合うような、とっても似た、親子を撮るような感覚におそわれたの。
そして次の日ちほは自分のアルバム”Sing Me A Song”を楽屋に届けたのよ。

詳細はちほブログにも!
http://hintmint.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-e1fd.html



これってすごいことじゃない?
アルバムの注釈にも書いてあるけど、吉田日出子さんの歌真似をするところから歌手になったちほのCDを吉田日出子さんが聴いてくれるなんて

自分ごとですが
(って、別に自分のこと書いたたっていいんだよね、あたしの日記なんだから・笑 それほどになんだか上海バンスキングに関しては自分が脇役に徹する思いがすごくあるのだ)
わたしは江國香織さんに選んで頂きでデビューしたわけですけど、
授賞式のときに、あたしも最初、何も言葉が出てこなくて、
神様のボートとホテルカクタスが大好きです」って必死の思いで言ったんだけど、
そのあと江國さんが、
桃果子ちゃんがそういってくれたことに驚いたし、嬉しかった。あの二つは自分の中でもすごく特別な作品だったから
って言ってたことを編集者に教えてもらいました。そのとき編集者のあゆさんが、
一生にあるかないかのそういった必然のめぐり会いに立ち会えて、文学に携わるものとして幸せに思う」って言ってくれたの。

あたしは上海バンスキングを追いつづけた人間として、この二人の、運命ともいえるツーショットのカメラのシャッターを押したことを、一生誇りに思います。

ほんとうに、生きてたら、すごいことがたくさんある。

その後、コクーンのカフェ・ドゥマゴで秋川さんから色んな話を聞いた。
(離れた席で取材受けてた串田さんがうちらに気付いて、”まだおしゃべりしてんのか”みたいな感じで寄ってきてくれた♪)

当時秋川さんは、武道館を一杯にするようなShowに出てたし、ケンゾーとかのShowに出てたから、こ汚い小劇場(自由劇場&串田さんのこと)にスカウトされたとき、一度芝居に出て嫌な思いもしてたのもあって、わざと嫌味で毛皮のコート着て、稽古場に行ったんだって。
このあたしに、小劇場出ない?なんていい度胸してるじゃない」みたいな気分で。

でも、稽古を見てるうちに「この人たち名もない役者たちだけど面白いな」って思ったんだって。
※その名もない役者が、今ではテレビや映画に引っ張りだこの笹野さんだったり小日向さんだったりするわけだからすごいよね。

それで五年間自由劇場に客演し続けたこととか、デコさんはおっとりして見えるけど、天才肌の完璧主義で、稽古ではすごく厳しかった話や、
「芝居やってる女はなんでブスばっかんだ」と言って、六本木を歩いてた余貴美子さんを、串田さんがスカウトした話、
大道具やってた面白い顔の男をスカウトした話(それが柄本明なんだから!)など色々聞きました。

上海バンスキングみたいな話を書いてほしい
と言われたと前の前のブログで書きましたが、
実はもうひとつ注文があって「女優の話を」ということでもあったんです。
でもさ、あたしは女優になれなかったわけで、
女優志望やもと女優志望なら周りにたくさんいるけど、一世風靡したような大型女優の知り合いなんていないし…と思ったところでこの出会いは大きかったデス(笑

秋川さん、とっても気さくな方で、そいでもって、そりゃあもう美しい。スタイル抜群、胸はあるし、顔立ち可愛いし、こりゃ20代のころはすごかっただろうな…と思ってたら、
秋川さんが昔出てたCMを発見。(クリックどうぞ)
なんて可愛いんだ!!

そんな話を聞いてたので、金曜「日本アカデミー大賞授賞式」で、二年連続、助演女優賞を受賞した余貴美子さんが(もともと大好きなのですこのひと)スピーチで、
小さな、ほんとに小さな、小さな小劇場出身でこのような賞は現実的ではなかったのですけど…
とスピーチするのに、秋川さんが言った、
余なんかも六本木で串田が捕まえてきたんだから」という言葉が重なり、胸がいっぱいになりました。
その小さな、小さな小劇場のみんなが、今16年の時を超えて、演劇の歴史に残る芝居をやっているのです。大きな劇場の立ち見まで連日満席にして。
そのことをもちろん余貴美子さんはご存知でしょうが、スピーチの最初に自由劇場のことを話してくれたことになんかじーん、としてしまいました。

まあそんな濃厚な、観劇三回目。
そうそうゲネの日記に「新しいリリー」と書いたけど、初演は余貴美子さんではなくて、
さつき里香さんだったのね。秋川さんに教えてもらいました。
あたしたちがみたVHSは余さんが演じてたからそう思ってしまったの。

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上海バンスキング!!!(初日!!)

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いやはや長い長い助走をつけての、上海バンスキング。
ゲネはほんとうに棚からボタモチだったので、あっと言う間に終わってしまった感じで、
2010年2月23日上海バンスキング初日、この日をむかえました。
ドンキの前からカメラをかまえてこの写真を撮りました。
生きてたら、こんなことも起きるんだ
正直な感想です。

いつもは遅刻ギリギリのあたしも一時間以上前に毎回着いて、一階のカフェでお茶。
コクーンの外に出れば、スタバとかあんだけど、一センチでも劇場の近くにいたい。

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初日の様子は、ちほのブログに胸が痛いくらいに書いてある(写真も満載!)のでどうぞご覧あれ。
これを読むと、わたしに言うことがない気持ちになってしまいます。

ちほブログ 
このちほのブログが全然違うサイト(上海バンスキングのコミュ)で、
「このブログに詳しくいろいろ載ってます」と紹介されていて笑いました。

上演中は、正直ずっと泣いてました。

でも「あの上海バンスキングが観れた~
みたいなことだけで泣いてたんじゃないんです。

人ってなんて素晴らしいんだろう。生きてることは冒険の塊だ

ってそう思ったんです。

そう思うと、60歳を超えた吉田日出子さんが、それでも、
ああ~夢が、多すぎる
って歌うその意味とか、歌詞のすごさとかがもう、じんじんからだに染みて。
涙が止まらなかったわけ。

上海バンスキングの追っかけが上海バンスキングを絶賛するのって、
危険な部分があると思うのですね。

わたしは、ほんとうに数え切れないくらいの芝居をこの東京で観てきました。
今は作家ですけど、もしかしたら東京にきてからの13年は、読んだ本より観た舞台の数の方が多いんじゃないかなあって思うくらい。

2010年の上海バンスキングってね、もちろんみんな歳をとっているし、動きがままならないところや、デコさんがね、歌の2番入りそこねたり、出番なのに間に合わなかったりね、セリフを噛んだりね、
そういうところがあるの。
見る人が見たら、「みっともない」って思ったり、「ここまでしてこの演目にかじりついてるのってダサイなあ」って思ったりすると思うのよ。
でもね。

わたしは、とっても玄人目で見てね、とってもシビアに見てね、
この演劇って「芝居」として、今の時代の二つも三つも先をいってるなあって思ったの。
驚愕したんです。

プロフェッショナルで、ある盲目のIBMの開発者が、音声認識の開発の会議で、
相手方に「年寄りや、発展途上国の子供とか、マイナーな使用者のための開発をするほど僕達の仕事は暇でもないし、お遊びじゃないんです(僕らは一流の研究者ですから)」って言われるの。
そのときその人が言うの。
その少数派に、いかに”パソコンを使う”というモチベートを持たせるかは、意味深い研究です」って。
そしたら相手方ははっとするの。このひとは単に、物を作らせようとしてるんじゃなくて、時代を切り開こうとしてるんだなって。

変なたとえだけどそれに似たようなこと。今目の前で起きてることのもっと奥に真実があるというか、そういう意味では、
こんなことができてしまうんだ」って。
老いとか、衰えとか、技術とかそういうのを通りこした先に、やっぱり芝居が存在してて、
人がそれを観に、高いお金を払って足を運ぶんだってこと、
串田さんがどれだけお客さんの力や想像力や人間力を信じているのかってことに、胸を打たれました。

芝居の可能性はこんなところにも転がっているんだなあ。

そして今までの上海バンスキングは「見せるもの」であって、今2010年の上海バンスキングが、お客さんも参加することではじめて完全な芝居になっていく様を見たあとに、パンフレットの串田さんの挨拶が、あたしがいまここに書いたもろもろ、上海バンスキングにお客さんも加わって初めて完全なかたちになっていく、
どうやらそれこそが、16年前に予感していたことのような気がするのでした
と締めくくられているのを見て、
串田さんは、ほんとうにすごい人だなと思ったのです。

ああ、夢が。

多すぎるよ。串田さん…。

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心の底からやりたいと思える芝居を、心の底から仲間だと言える人同士で作って、
心の底からそれを見たいと思う人が観に来る。

それこそが、本当の意味で芝居なんじゃないかと、あたしは思うのだ。

こんなことに挑戦し冒険し続ける串田さんを見ていると、
まだよちよち歩きの自分が、大海も知らずして海を恐れて、バカじゃないかと思う。

小さな帆をあげて、漕ぎ出さなきゃ。
60歳になったとき、幸せな芝居、物語のなかで生きていられるように。

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※あたしが船出するとき、おそらく自分の意志とは関係なく乗船させられるはめになる二人の戦友を紹介しておこう(笑
乗船者名簿①わたしにとっての吉田日出子(歌うたいのちほ)写真上右。
乗船者名簿②ものづくりになると毎回必ず大ゲンカになって「二度と誘うか」と思うけど、やっぱり誘ってしまう(笑パリにも一緒にいきました近郷美穂。写真下左。

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上海バンスキング!!(長い前夜祭についての物語)

上海バンスキング大大大物語の始まりです。

あの上海バンスキングが、夢のように幕をあけて、からもうすぐ二週間。
来週(今週)いっぱいで幻のようなひとときが去っていってしまいます。

上京してから13年。上海バンスキングの再演を待ちわびる過程で(わたしとちほにとっては初演だよね、見れなかったわけだから)わたしたちは、自分たちの心の奥底の核となるものに似たものを、上海バンスキングの中に見つけて、それを培ってきました。

1997~1999年
ちほの家でくり返し上海バンスキングの映画(※松坂慶子のじゃないよ!!どこをどう履き違えたらあの映画になるんだろう??シャーリーマクレーンが出てたアメリカ人のエゴまるだしのシャネルの映画に通ずるものがあるわ!!あ。あたしはシャーリーマクレーンも松坂慶子さんも好きよ。ただ映画は両方認めない)
、舞台ビデオを見ながら、コクーンでの送り出しを眺め「見たかった~」と歯軋りしました。

1999年
そんな上海バンスキングの演出家、串田和美さんが日芸の先生としてやってくることに!!!この大事件を真っ先にかぎつけたのも熊田千穂でした。

2000年
あたしたちはとうとう「上海バンスキングのような舞台を!」と小船に帆をあげ、
舞台をつくります。今思えばこれは今日につながり、そしてこれからに繋がる、長い長い旅のはじまりでした。串田さんの家の近くまでおしかけ、アドバイスをあおぎ、
のっけ(旗揚げ)からミュージシャンを使って演奏するのはあきらめることにしました。
そのころわたしは10年後自分がモノカキになっているなんて全く思ってなくて、物語を書くなんてことありえない!と、井上ひさしさんの戯曲「花よりタンゴ」をお借りすることに。
思えば当時ちほも「歌を歌うなんてとんでもない!」と思ってたわけですから、人生って不思議。
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☆初演時のメンバー 稽古場にて(2000年)

2000年
同じ年、大学4年生だったわたしたちは、学内オーディションを勝ち抜き(ってほどではない)
串田さん演出の”にぎやかな揺りかご”に出演しました。

憧れの串田さんと一緒に舞台を作るチャンスをもらったのに、役者としての魅力が足りず、次に繋ぐことができなかったことは、つい数日前串田さんにあんなに優しく「小説家になったんだよな」って言ってもらえるまで、ずっと胸に、小さなトゲとして残っていたんです。

2002年
劇団としての二回目の公演で、わたしは初めて原作の脚色に挑戦しました。
新しいことにもたくさんチャレンジしました。
でも、自分の力量不足で、役者に不安な思いをさせ、みんなと心が離れました。

この公演のあとわたしは精神的に”ひとりぼっち”になってしまい、演劇に向き合うことが出来ず、このころから、いつか芝居にしたいこと、映画にしたいこと、を一人で書き始めたのです。

2003~2006
いつも一緒にものづくりをしていた熊田千穂と離れた3年間。
彼女は文学座を進級できず、趣味で歌を歌いはじめました。
あたしは芝居をする勇気がなく、物語を書き始めました。
070 新宿ジャスフェスティバルに出演したちほ。
この左の男性が、あたしたちの夢を叶えてくれるキーパーソンにゆくゆくなっていくバンジョー奏者の青木 研。

2007
わたしがARTISTIC PANTIEを立ち上げた年です。この頃からまた熊田千穂と一緒に、
素敵だと思うARTをこぢんまりやりはじめました。
絵描きのaccoと一緒にやった最初のCDが、昭和のレトロな、それこそ吉田日出子さんがお歌いになっている楽曲を収録したCD”Sing Me A Song”でした。
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CDがタワレコの試聴機に入ったりしたんです!
このお披露目ライブの様子はこちら↓
http://hintmint.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/sing_me_a_song__a00e.html

2008
そしてあたしと千穂はとうとう”花よりタンゴ”を再演することを決めたんです。
彼女がこの数年で得たジャズメンの仲間たちと一緒に。

音楽プロデューサーはなにをかくそうバンジョー奏者青木研!
池野成秋さんという昭和屈指のジャズピアノの巨匠が見にきてくれました。
嬉しかったアンケートはこれ。
六本木の小さな劇場で昔見た上海バンスキングの次にいいんじゃない(中略)

その2年後、シアターコクーンで、まどかさんやシローに会えるなんて思ってもみなかったんです。
Bymoca
くわしくは→http://mocatina.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f5b0.html
カーテンコールで♪リンゴの木の下で を歌いました。
この写真は串田さんに送ったもの。CDが出るとき、チラシができたとき、
串田さんに送りましたが届いていたかはわからなかったの。
(でも全部ちゃんと見てくれてたんだよ~)

2009
びっくりしたことに、舞台の小屋入り前日にわたしは賞を受賞し、作家になりました。
そしてわたしは次回舞台を、上海バンスキングのような、永遠の作品を作るには、
戯曲をお借りしていてはダメだと。自分で書かなくてはと、決心しました。

なんとそのあとすぐに、ある出版社から、
上海バンスキングみたいな楽屋の香りのするお話を書き下ろしで書いて欲しい
と依頼がきたのです。わたしのブログで↑の写真をみたんだって。
なんとも嬉しい話。

一方ちほは、ピアニストの池野さんと一緒にライブをすることが増えました。
そのライヴを観にきた瀬川さんがちほに言ったの。
「どうしてウェルカム上海をあなた歌わないの?」って。
あたしは、上海バンスキングに大きく関ったジャズ評論家の瀬川さんが、ちほの歌を聴いただけでも!!!なのに、その言葉を聞いて、倒れそうになったのよ。

でも、瀬川さんがちほの歌を聴きにきてくれたのも、花タンのDVDを見てくれたからなんだ。
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熊田千穂が歌う”踊らん哉”の動画はコチラ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fnCwjeL7N9M

そしてわたしと千穂の中で、
「上海バンスキングの幕は多分もう上がらないかもしれないけど、あたしたちの中では生きているよね」
みたいなことで、まどかさんやシローやバクマツの背中に少しでも近づけるように日々を重ねてきてたわけで、そんな年末、

「上海バンスキングが再演する!!!!!!」

こんな大ニュースを、震える声で深夜にわたしに教えてくれたのはやはりちほで、

かといって、いい席を確保するツールやコネクションもなく、必死に、ネットを駆使し、
オークションなんかで少々財布がきつくなりながらチケットだけは確保したあたしたちが、
ゲネプロにはじまり、観劇3回目にして、楽屋に二度も行くことができたのは、

きっとこの13年を、どこかで芝居の神様が見ててくれたんだろうと思う。

これがあたしたちの、長い長い前夜祭。

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2010年3月 6日 (土)

上海バンスキングのゲネを観た!!(号泣!)

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※これは2月22日(月)のできごとです。

いやはや上京して12年になりまして、東京での作家人生はまだ一年と少し、
それまでの11年と大半は、芝居をやってたわけで、その長い演劇人生でも、
コクーンなどでやる大掛かりな商業演劇のゲネを見れることは今までなくって、
初めて声かけてもらえたゲネが「上海バンスキング」って~うええ
あたしゃ田澤から電話かかってきたときのこともう一生忘れないよ。
「上海バンスキングのゲネ、見たい?・?」

見たいに決まってる~~!!

↑見てよこの懐かしいデザインがプリントされた幕を!
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見てよ、これがゲネ?本番さながらの満席だよ!!!
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見て↑(笑 このちほの顔を!!
ちほさんの人生を変えた上海バンスキング!あたしたちのルーツを確立した上海バンスキング。
花よりタンゴを観にきてくれた何も知らないお客さんが、
「上海バンスキングを思い出した」
「もしかして…上海バンスキング好きですか…」
っていう言葉をくれるたびに飛び上がってたよ。
それももともとは入れ違いに上京して、
「上海バンスキングを生で観ることができなかった…

という飢えがあたしたちを駆り立ててここまできたわけで。
まさか!まさか!オリジナルメンバーで!!!
上海バンスキングを観ることができるなんて…

もちろん劇中の写真はないけど…。

もう、笹野さんがトランペット持って現われた瞬間にこうよ。

そしてあの、何十回聴いたかわからない「♪ウェルカム上海」の前奏が流れて、
幕が上がった瞬間…

「まどかさあーん。バクマツ~。シロ~

目の前でほんとに吉田日出子さんが歌ってるよ。
串田さんがクラリネット吹いて、笹野さんがトランペットを…

いやはや、
ほんとうに胸を打つ舞台でした。客席には脚本を書いた齋藤憐さんもいらしてた。

わたしこの舞台で、人生でたった一つ素晴らしい作品を残すことの素晴らしさ、
偉大さ、観客に一度届いた思いは時間を超え、役者の肉体すら超えるのだということを知りました。
初演は1979年ですから、当時まどかさんの22歳から30歳を演じた吉田日出子さんは、
それから30年年をとっているわけです。ですから、それを22歳だということには本来ならば無理があるわけで。自由劇場のオリジナルメンバーで再演してるわけですから、それはメンバー全員がそうなんです。

けれども、まどかさんは吉田日出子さんじゃなきゃ絶対に!だめで。

世間的に「それはありえない、無理だよ」と思われることを「ありえる」ものにする人たち。成し遂げるひとたち。
そのひとたちがほんとうに偉大なのだと知りました。


60歳(だいたい)のまどかさんが、まどかさんであり続けることができ、
変わらぬキャストのままで、同じ、もしくはそれ以上の何かを観客に伝えることができるのだと勇気をもらいました。やっぱり串田さんて素晴らしい。
いかにあの作品が偉大か、身にしみた。

観客は昔のファンで溢れてて、一曲ごとに大きな拍手と歓声。
(ああ書きながら泣けてくる)
で、それを、何も知らない人が見たらしらけるかというと、
きっとその観客と舞台の一体感に、身体が震えると思う。
そういうのが演劇なんだなって思います。

その場所に居なきゃわからないものがある

13年近く、叶わない願いとして心の中においていた「上海バンスキングを生で観たい。見たかった」という願いは、今日、叶えられました。
人生って不思議。

そしてなんと!ゲネ終了後、舞台セットなども見せてもらえたのです。
なんかパネルの裏で、パネルに油性マジックで雑に書かれた「上海バンスキング」の文字を見て、

「あたし、いま、あの上海バンスキングの舞台袖にいる…」

と思うとほんと血の気がひいちゃって、ほんとうに頭がもうろうとしちゃいまして、
何もできなかった。目に焼き付けることさえできなかった。
ただ立ってただけ、だからあんまり、舞台のセット覚えてないや。
ただいつも、コクーンの芝居って大声援アンコール8回!みたいな感じで、ここに立つのってどんな感じなんだろう?ってずっと思ってたから、舞台上から客席をのぞんだとき、
胸にくるものがありました。思ったより近くて、きっとお客さんの顔がよく見える、いい劇場なんだね。

わたし 余貴美子さんが出演しないのすごく残念だったけど、新しいリリー、とても素敵だったな。

帰りにうれしいこと。
楽屋まで来たから串田さんに挨拶したのだけど、対面するのすごく久しぶりなので、
忘れられてるかな?って思ってたんだけど、
「おお!」って気付いてくれて、
「いつもCDや写真送ってくれるの見てるよ、小説家になったんだよな」
って笑ってくれて、すごく嬉しかったな
作家とは言わず小説家っていう串田さんらしさも嬉しかったし、
何より、上海バンスキングがはじまりで、いまやほんとうにまどかさんみたいになっちゃったちほのCDを、わたしどうしても串田さんに聴いてほしかったから、
「受けとってるよありがとう」って、向こうから言ってくれて嬉しかった。

江國さん、よしもとばななさん、山田詠美さん、野田秀樹さん、串田和美さん。

胸が締め付けられるほど好きな作品を作ってくれて、10年以上大好きな人たちだからこそ、対面するのは怖かったりするわけで。

会いたいけどできれば会いたくなかったり。

ともかく、上海バンスキング素晴らしすぎるよ~
今日の初日も楽しみだ!(ちゃんとチケットとってます!笑 というか最低3回は観にいくのだ!千秋楽のチケットだけがどうしても手に入らないよ~)

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文庫本発売の告知!

上海バンスキング(実は上海バンスキングもう3回も行ったのだ!)と、
魔女と金魚と、クラムボンと猫と…新作の構想、に溺れる日々を送っていてすっかり忘れていました。
でんでんでん♪
昨年4月に書いた「はじまりのものがたり」という短編が(パピルスに掲載されました)文庫本になります!

発売は4月10日!
魔女と金魚が4月26日発売なので、
一気に2冊幻冬舎から出ることになります!

スタートライン*始まりをめぐる19の物語*

著者一覧
光原百合  三羽省吾  金原ひとみ  恒川光太郎
三崎亜紀  中田永一  伊藤たかみ  島本理生
橋本 紡  宮木あや子 柴崎友香   津村記久子
中島たい子 朝倉かすみ 藤谷 治   西加奈子
中島桃果子 万城目学  小川 糸


なんて豪華な… ベストセラー作家ばっかじゃないですか!

そこに加えていただけるなんてありがたやありがたや。

個人的に気に入ってる短編だったので、
本になってくれて嬉しいデス。

みんな買ってね♪

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