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2009年9月20日 (日)

ということで野田MAPなのだ!!!!

Icon_134_2 ということで野田MAPなのですよ。
THE DIVER(ザ・ダイバー)見てきました。

パンドラの鐘以来、10年通っているわけですけど、

今回なんと初!!!
一番前!! (さおり&Me)
真ん中!!(もはや泣いているMe…)

手を伸ばせば大竹しのぶに触れられるよ…。
渡辺いっけいに、観客いじりで視線ふられたよ(あ、そういうのは苦手…)

とにかくすごい臨場感。
http://www.nodamap.com/productions/thediver/

セットもほとんどないし、見立ての技術がすごいから(※たとえば赤い布が炎になったり、人間の血になったり、へその緒になったりする)
どんどんシーンが変わってく。
そしてあなた、これこそ野田秀樹という天才の、筆力よ…。
なんでこんな物語が書けるわけ?
ほんでもって演出もできるわけ?
ほんでもって役者も?
あーーーーーーーー天才は止まらないのだ。

うう

知らない人のために説明するけど、キルや、パイパーのようなシアターコクーンでやる、セットも衣裳も豪華でキャストも華やかな大きな舞台とは別に、野田MAPはトラムや、小さな劇場で、こぢんまりと、より演劇的な、見立てを重視した、社会的なお芝居を必ず年に一本やります。おととしは「THE BEE」でしたし、去年はイギリス人たちによる「THE DIVER」でした。
役者もだいたい四人くらいしかでないんだね。

しかしやっぱり素晴らしかった。千秋楽だったから?余計に盛り上がってたし場内。
アンコール2回目で後ろの列の人がスタンディング拍手してて、あたしも3回目で一番前なのに、ぴょん!って立っちゃって、最後はほとんど全員みんな立ってたね。
野田MAP観にいってお客さんが立たない舞台って見たことないんだけど。
いつも、こんなに拍手して感動されるときって、舞台に立ってる側ってどんな気持ちなんだろうって思う。嬉しいに決まってるけど、そんな舞台って普通一生に何度も経験できないし、
なのに野田秀樹は、野田MAPに何度も出てる人はそれを何度も体感するわけだよね。
そこまで人を感動させられるものを作るって、どんな感じの達成感なんだろうと思う。

帰りにパンフレットと台本が載ってる新潮を買いました。これを買うとき微妙にしゃくな気持ちになる。うー。ノーリー田中さんの隣のデスクの人が野田秀樹を担当してるんだよなあ。
「言ってくれたら送りますよ新潮」みたいな感じだけど、やっぱりこれは自分のお金で買うところに意味があるでしょう。あー、こんなに物理的に近いのにこんなに遠いのだ彼の才能は。

家に帰って読んでさらに「やっぱこの人天才だ…」と思う。
なんであんなものが書けるのだろう。そして書いたとおりに人間を使ってまったく同じように演劇として立ち上げられるのだろう。それはやはり天才だからなんだろうな。

ザ・ダイバー、圧巻でございました。
源氏物語いちから読みたくなったな。あさきゆめみしってマンガで一時はまったけど。
紫式部って石山寺にいたんだよね。あたしの高校のすぐそばであんなすごい話を書いたのか。個人的には(ネタバレですが)六条の御息所のエピソードは、漫画の絵もすごかったから印象に残ってて、それがモチーフとなっているところもそそられました。

東京芸術劇場(小ホール)、野田秀樹が芸術監督に今年就任したことで、
ラインナップにも変化が。面白い劇場になりそう。
ちょっと前までここでやってる芝居はたいてい退屈そうな感じだったからね。
※堀江くんのとゆうかちゃんのは面白かったよ。
ほら、あんまり名前とか売れてないけど毎日通ってくるファンとかはいるみたいなイケメンが出てる、戦争ものとか、アニメみたいなファンタジー系とかで、超つまんないのに、やったら芸能人から花きてるみたいなヤツ。
そういうのがラインナップみたら一掃されてた。
野田芸術監督に一票。

Img_1045Img_1046 

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