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2009年7月15日 (水)

ダブル告知!!

Image38551v4v8euujl__sl160_aa115_まず、7月10日に 
Feel Loveとうとう発売いたしました!!!


モカティーナ&accoのコラボ連載
「JUNE雨スタートです!!


JUNEはもともと映画のための脚本として2003年に書いたもので、わたしがもっとも愛してる作品です。しかし今回の連載において、その愛着の邪魔さや、ひとさまに見せるには粗すぎる、未熟すぎる素材(元の原稿) でもそこにある、22歳の筆者が書いた(わたしですが)独特の危うさや脆さをどうすくいとり形にするかですごく悩みました。
こういう種類のトピックは、わたしの内面にきりこんでくる課題、つまり単なる物語として、自分と登場人物の間に適度な距離がとれないため、果たして客観的に見てどうなのかなあという恐怖がありつつも、

作者がギリギリのところで叫んでいく挑戦の必要性をわたしは作家というよりアーティストとして常に感じていて、新潮社に比べて文芸コードのゆるい(笑)祥伝社さんで、担当の牧野さんが昔バンドをやっていたこともあり、読むのではなく感じる、アルバムまたはPVのような小説にトライしました。           
あ、この意味における文芸コードがゆるいというのは、会社自体ということではなくて、言葉のつらなりの美しさ、あくまで読み物として、小説としての言葉を大切にしているわたしの新潮社の担当ノーリー(田中)さんに対して牧野さんは、「いろんな枠をとっぱらって中島さんらしくガンガンやっちゃってください」と言ってくださったといういみのゆるさで、おかげさまで自由にさせてもらいました。
accoさんの絵が素敵です。さわりだけ載せておきます(笑  がこのブログのTOPがすでにそれなんだな…WEB用スペシャルエディションです!

小説は雑誌の一番最後に載ってます!


そして、本日AERAのWEB連載のための動画を撮ってまいりました!
Image389_2    
Image390 Image393_2                                                                      
Image392 これがスタジオです!2日前はここでリチャードギアワイングラスが撮影してたんだって!おなじみ印象的なAERAの表紙を撮ってるスタジオです。
なんか白いユニットを真ん中に並べられると、日芸の入試を思い出すんですけど…。
大きなスタジオで、まっ白で、なんか芝居のセットみたい。野田MAPにありそうかも…とか思ってしまいました。



そしてなんと撮影してくれた男の子が、友人の香港時代のクラスメイトでした!という偶然。ぶっつけの動画なんで、実際なに言ってるかわかんないけど(あたしいつもそうだよね 笑)
「それでいいんじゃない目?」
といわれたので一発OK(笑)
 週間新潮のときより足が細く映ることを祈る!モニターみたら顔は丸かった。全体的に丸かった。(笑
連載&動画のスタートは7月21日よていでしたが、わたしが幻冬舎の長編「憂鬱な魔女と金魚(課題)」をてこずってるため、7/27 スタートにしてもらいました。 タイトルは「クラムボンと猫です。

みなさまWEBなんでぽちっと押しちゃって読んでくださいねっ。

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コメント

えええ~。もうFeel love出ていたんですね
この連載、前から楽しみにしていたんです。
でも、最近本屋に行くヒマがなくって すっかり出遅れてしまいました
明日GETしに行きますねぇ。イラストもCoolですね~楽しみ♪

投稿: 真帆 | 2009年7月17日 (金) 23時48分

いや~、今回のやばかったです。いきなり冒頭から。
わたしアラニス、Jagged little pill の頃から大好きなもので・・・。歌(歌詞だけじゃなく、歌の曲調までも)と、ストーリーが自然に溶け合って、とってもよかったです。
イーディ(早速使ってみました、この表現)って実在するお店なんですか?ほんとにあったら行ってみたいな~。
登場人物それぞれに個性があってよかったと思いました。妙子の目から語られる言葉は、女として共感できる部分も多く、ぞくぞくさせられました。次回も楽しみにしていますね~。

ところで、最後に些細な質問です。JUNEは、英語読みでジューンなんですか?それともローマ字読み?。
横文字の名前って、何だかミステリアスな感じしていいなって思いました

投稿: 真帆 | 2009年7月21日 (火) 11時48分

真帆さんへ
そういってもらって逆に感激です!これは好き嫌いでるだろうなと思ってたし、みんなアラニス知らないだろうし語りが激しすぎやしない?とか気をもんでたので嬉しいです。JUNEは単にジューンと読みます。物語を思い付くなんてことができなかった22歳のころ映画ヘドウィグを見て衝撃を受け、雨の似合うJUNEという女の子が繁華街のはずれでポツンと歌を歌ってる姿が浮かんで、それがすべての始まりです。イーディはアングラ演劇が盛んだった70年代頭に憧れ、こんなサロンがあったらいいなあと作った架空のサロンですちなみに物語に出てきた歌詞はJagged Little Pillのyou outta knowです。わたしのバイブルはYou Learnです(このまえの未映子さんの歌についての日記でも書きました)You learnの歌詞を腕に彫ってる男の子に会ったときは絶叫しちゃいました(笑)ちなみにわたしが生まれて初めて書いた脚本 Lemon(未発表)は元々アラニスのPerfectをビデオクリップにするならこうかなって書いたシナリオなんですよ。

投稿: もかこ | 2009年7月23日 (木) 05時30分

お忙しいのに、お返事ありがとうございました。
なるほど、ジューンって読むんですね。しっとりした雰囲気で、とっても素敵です^^。

ところで、桃果子さんとアラニスの話しができるとは夢にも思っていなかったので、とってもうれしいです。
この小説が、アラニスの歌のような、荒涼とした憂いを帯びてスタートしたところが、とっても印象的でした。
You outta knowは、わたしがJagged little pillを買うきっかけになった曲だったの。だから読んだときは思わず、おお~!って、心の中で叫んでいましたよ(笑)。
You learnも、いい曲ですよねぇ。(その歌詞を彫ってる人いるんですか?それもまた、ワオ!って叫んじゃいますね~

Perfectは、何だか泣けちゃう曲ですよね。小さかった頃に、母に言われた言葉なんかまで思い出します。それが脚本になったなんて・・どんなお話なんだろう~?そちらも興味深々です^^。
ちなみに、わたしの一番お気に入りは、Hand in my pocketなんですよ。何もかもが上手くいかないときも、幸せにしてくれる曲です

投稿: 真帆 | 2009年7月23日 (木) 13時53分

真帆さんへ
「Lemon」は実質わたしの処女作です。「June」を先に思いつきつつ「Lemon」を先に書きました。
perfect♪を元にした、若くして子供を産んで、まだまだ女でいたいため、自分の子供になかなか優しくなれない、だめな母親とその子供のふたりぐらしの話です。いつかどこかで発表したいなと思ってます。

※蝶番は処女作とされてますが、それは長編小説としてという意味で、それまでに3本映画用の脚本を書いていました。「Lemon」「JUNE」「湖とアンニュイな月」です。湖とアンニュイな月は好きな話でしたが、4姉妹の話のため蝶番に吸収され、発表することができなくなってしまいました…。

投稿: もかこ | 2009年7月24日 (金) 00時15分

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