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2009年6月 5日 (金)

Pu-Pu-Juice 新・罪と罰

                                                     PupujuicetopicImg_0122Img_0121    

  

  

  

  

       

 

先週金曜日、赤坂REDシアターに行ってきました。
イキウメに行きそびれたので初レッドシアターです。この劇場に行くこと自体がまず楽しみでした。

PU-PU-JUICE
最近けっこうこの名前をよそから聞くこと増えた。

※わたしが一緒に働いてたエミ→の今のお店のお客さん→Pu-Pu-に出演
※わたしがCDの帯コピー書いたNOROさん→その友人、壱成さん→Pu-Pu-に出演
(NOROさんと壱成さんは友達だったんですね!びっくり!そして今NOROさんとMAYAが一緒にレコーディングしてるっていう…ほんとつながりってすごい!)
※妹の彼→の職場の厨房の友人→Pu-Pu-に出演

これはきっとわたしの顔が広いのではなくてPU-PU-がでっかくなってきているのダ。
実際劇場も長蛇の列でした。いい劇場。
ちょっとドキドキします。ジニアスに遊び行くときもそうだけど、自分がそこで命かけて頑張ってた場所を離れて、そこに行くときって、ほら、お互いの時間も動いてるでしょ、でもまるで無関係じゃないよね、だから元彼に会う、みたいな、ドギマギがあるの、距離感のとりかたわかんなくなる…みたいな(笑

舞台の感想ですけど。

感想っていうか、いしだ壱成は、映像でみてる限り、すごくエモーショナルな感覚的な役者さんと思ってたんだけど、Pu-Pu-のカラーに合わせてきたっていうか、私の好きないしだ壱成をあまり見れなくて残念だったけど、そのおかげで全体バランスがとれてて、このひとプロなんだなと思いました。
プープーのメンバーに関しては何もいえません。
だって知らない人が増えた中で、旧メンバーが出てくるだけで嬉しいんだもの。なんかファン心理よね(笑 芝居の下手とか上手いとかどうでもよくなっちゃう。こうきさんがカマナイ方ががっかりしちゃうし、久米とかながやんは出てきただけで笑っちゃうし、さっこやまあさが出てきたら「もっと出番がありますようにと思っちゃうし(親か!)」ともさんや一平がいしだ壱成となかなかいいシーン作ってると鼻ふくらましたくなるわけ。それって親心でしょ(笑

最近役者から離れたわたしは、個個の優劣とかより、物語を物語としてみるようになってきました。昔もどちらかといえばそうだけど。
この物語はむつかしいです。
100人が救われば1人殺してもいいかって話なんだけど、
難しいね。脚本書くのに3年かけてもいいと思う。

物語については(ネタバレあり↓)

主人公の動機が、劣悪な家庭環境の幼少期で苦労した母親を見ながら生まれた危険な思想が犯罪を生むんだけど(そういう回想がある)、なんか、それって、劣悪な環境で育った人間は犯罪者になります、みたいじゃない??
またジュノの話で悪いんだけど、電波技師がジュノに「養父母が育てるんだったら安心だわ。十代の母親環境は劣悪です」
っていったときジュノが言うの。
「なんで10代の母は劣悪なの?養父母はサイコで赤ん坊を虐待するかもよ」って。

物事の面って難しいと思う。今回のテーマは罪と罰だけど、それが罪が罪でないかというより、そういう家庭環境だから罪おかしました、みたいなところに?批判じゃなくて、考えました。でも世の中で起きてる虐待や殺人に貧困や家庭環境が影響していないかっていうとそれはもちろん影響してるわけで。でももうすこし掘り下げてもいいと思う。
花町に売り飛ばされた娘と、売り飛ばした父、父は娘の出産で改心し、和解する。それはほんとうに可能か??今まで胸にためた憎しみをどう処理すればいい??
犯罪者を愛して、かくまうことを誓った女刑事は、自分の仕事に対する誇りはないのか?頭がおかしくなるくらい愛した??
そういうことを細かくつきつめていくとエンターテイメントとして不可かもしれないけど、もしかしたらそういう隅々まできちんと人間を描いていたら、もっと面白いかもしれない。

これはほんとうに批判じゃないんだ。これと同じことを、わたしは小説を書くといつも読み返してやるんです。書いてるときは世界に入ってるから、抜け出てきたときに、ひややかな読者になるの。
それ甘くない?
それ安易じゃない?
そんなきれいごとある?
答えがでなくて書けないテーマもたくさんある。

?(ハテナ)を頭に浮かべたり、親ばかのように笑ったりはしゃいだり、
ときには、価値観の違いにいらだったり。
それでもわたしはPu-Pu-Juiceを応援している。

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