« SHOW「QUEEN'S DOLL」 | トップページ | れきしがうごいた日 »

2007年5月17日 (木)

映画日記

GWは水曜から日曜までの四日間で映画をかなり観ました。

花とアリス
リリイシュシュ
プラダを着た悪魔
クリムト
カポーティ
そして一粒のひかり
プルートで朝食を
BABEL
揺れる

しかも毎日それなりに用事もしつつ。

カポーティあたりからはうちの妹のアメリーコマ子さんも加わって楽しく見ました。

花とアリス/リリイシュシュ
色が美しい。そして暗い。そして岩井さんの作品にでてる俳優はみんなほんとに素晴らしい。リリイに出演してた友達のかずさがとてもきゃわいくて、しかもクレジットが女子では3ばんめにきてて、芝居もすてきで、なんか誇らしかった。
「ほらね!」とまたソファーに寝転んで、ひとりでひとり自慢げ。DVD鑑賞中のただの女は忙しい(笑)
誰にほらねなのかわからん。

プラダを着た悪魔
わたしはこれが大好きなんです。買ってしまった。
メリルが素晴らしいし、元気がでる。エミリー役のひとの芝居が深く(コミカルなんだけど)何度もみるとそのたび発見がある。アンドレアの彼氏がとてもすてき。

カポーティ
これはフィリップ シーモア ホフマンの怪演をみるだけで価値のあるものです。シャインのときもそうだけど、カメレオンのように、完全にあるキャラクターを構成し、遂行できる役者が世界にはいるものです。すごい。

クリムト
超駄作。全編×2-8の倍速でみてしまった。
わたしはクリムトのファンで部屋にポスターもあるのに、
この映画はそれを汚したかんじ。

後半戦レビュー。

○BABEL
素晴らしかった。そして劇的に重い。
わたしは「21g」も好きだったけど、彼らしい独特の手法で描いている。すごく複雑で込み入った感覚をここまで描ききれる作品をみると、台詞で趣旨を伝えるってことがどれだけつまらないことか身を持って知らされる。プラカード掲げるより。えらそうにくっちゃべるより、なにより鮮烈な訴え方。
菊池凛子が素晴らしいが、このもてはやし方がthat's JAPANESE マスコミニュケーションって感じで気にいらない。
彼女の体当たりはすばらしい。無心さが伺えて驚愕した。
あたしは邪念の多い役者だなと思った。

ちょっとバタフライエフェクトっぽい。言いたいことは違うけど起きてることはそうだよね。

わたしの好きなケイト・ブランシェットが出てた。
彼女の作品では『ヴェロニカ・ゲリン』がお薦めです。
ブラッドピットが、一瞬「裕福なアメリカ人がこういうときに実際はする顔」っていうのをしたその瞬間がすごく劇的でした。
その瞬間彼はほんとに計算でなく感覚で演技をしてる、、から、これは演技じゃないんだろうな、と思った。

○揺れる
BABELを見終わって、世界のことを考えるにはあたしたちはちっぽけすぎるので、ゆるい邦画を、と見たのだが、これまた濃かった。でもとてもいい映画。
邦画が好きなひとには是非見てほしい。
女性監督独特の繊細さが日本映画感を強めています。
オダギリジョーと香川照之さんの二人の組み合わせが生む独特の間がすばらしかった。
個人的には、バスが去っても居てくれと願った。
そこで終わらせてほしかった。
実際はどうだったのかわからない。


○そして一粒のひかり
無名のコロンビア女優が初主演作にしてオスカーにノミネートされたことで注目された作品。

BABELでもメキシコとかでてきて、これもコロンビアでスペイン語の作品。
これも考えさせられる作品。
女優陣がみんなすばらしかった。
こういうことがふつうにありそうなリアル感を感じた。


コロンビアって国はほんとに貧しいんだろうと思う。



○プルートで朝食を
これはほんとにお薦め!!!!
みんな観て下さい!
映画はけっこうマニアなつもりのあたしが存在をしらず、ジャケ借りした映画です。

めちゃめちゃおもしろかった。
秀逸です。

喜怒哀楽の織り交ぜ方がかなり素晴らしい。
あと笑いのセンスが絶妙で、あたしと妹は始終、ぷっ。
と笑ってしまった。多分この笑いのかんじ、メンタロウさん、好きよ。

あたし、これはかなり好きです。
みんなにすすめたい。

主人公の着てる服がかなりかわいいです。
予告編はすごく社会的で暗い映画みたいになってるけどね。
あれPRの方向性ミスってるね。だからヒットしなかったのよ。あんなにいい映画なのに。

大満足。


みんなもこれは!ってのあったら教えてね。
明日鈴木清順作品を見ます。

|

« SHOW「QUEEN'S DOLL」 | トップページ | れきしがうごいた日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画日記:

« SHOW「QUEEN'S DOLL」 | トップページ | れきしがうごいた日 »